咳が止まらないと、体のいろいろなところに影響が出てきます。
喉が痛んで苦しいのはもちろんですが、
咳で肋骨が折れたりすることもあるんですよ。
まずは咳をしずめる方法を考えてみましょう。
また、やたらと薬を飲んでおさえるのではなく、
その原因もきちんと診断してもらうようにしましょう。
咳を止めるのに効果的な食べ物&飲み物
咳が続くときは、喉にやさしい食べ物をとりたいものです。
昔から喉によいとされているのは生姜。
生姜には体温をあげる成分や、殺菌成分が含まれているので、
お料理に入れて食べても、すりおろして飲んでも効果があります。
また、大根にも同じような効果があります。
ただし、
大根は煮てしまうと効果が薄れるので、
お料理に使うより、すりおろし大根を飲み物にするのが効果的。
シロップやはちみつを入れて、
ホットドリンクにしてみてください。
長引く咳が続いたら…咳関連の病気
はじめは風邪かと思っていた咳が、
いつまでも止まらない・・・
そんなときは、他に原因があるかもしれません。
咳だけが長く続くときには、
咳喘息を疑ってみましょう。
咳喘息とは一種のアレルギー症状です。
器官が敏感になっていることで、
さまざまなことに反応します。
ハウスダストや、タバコの煙、温度差などが刺激になって、
咳が止まらなくなってしまうのです。
気になる場合は、
アレルギー科や呼吸器科で、
検査をしてもらうとよいかもしれませんね。
その他にも、
結核や百日咳、クループ症候群など、
咳が特徴的な病気はいくつかあります。
クループ症候群の咳
https://www.youtube.com/watch?v=CmBzPcKl9CU
風邪のせい、と自己判断するのは危険ですよ。
毎日の手洗いうがいで咳を止める
【出典:http://www.ac-illust.com/】
毎日の手洗いとうがいは、風邪の予防にもなりますので、
ぜひ習慣にしておきたいですね。
手洗いとうがいだけでは、咳止めの効果は大きくありませんが、
これ以上、菌を体に入れないようにすることが大切。
咳喘息など、アレルギー性の咳の場合は、
外出先で器官に入った汚れを洗い流すことで、
症状を悪化させずに済みます。
また、うがいをすることで、
器官の湿度を保つことができ、
乾燥による炎症や腫れをおさえる効果もあります。
お部屋に加湿器を置いて、湿度をあげておくのも、
喉のためにはいいことです。
咳を止めるツボ!即効性で勝負
体にはさまざまなツボがあります。
個人差はありますが、
押すと痛みや腫れなどの症状が和らぐことがあります。
咳を止めると言われるツボもありますので、ぜひ覚えておいてください。
まず、腕をのばして、手のひらを上にしてください。
次に、
肘の曲がる部分の、中心より親指寄りの場所を押してみてください。
気管支が弱い人は、ここに痛みを感じることがあります。
それから、
そのツボを指4本分ほど手のひら側に下りたところにも、
咳のツボがあります。
どちらにも、激しい咳を和らげる効果がありますので、
試してみてくださいね。
ライター:のあ