目がかゆい、目が赤く充血する、
目やにがでる、
目がゴロゴロする、まぶたの一部がはれる・・・
このような症状があったら、
「ものもらい」かもしれません。
一番良い方法は、
お医者様にいくこと。
様子を見たい時は、
目をむやみにいじらない。
かゆい時は、かかずに
清潔なタオルで目を冷やして
みましょう。
ものもらいの原因はコンタクト?ストレス?
ものもらいには、大きく2種類の原因があります。
① 麦粒腫(ばくりゅうしゅ)黄色ブドウ球菌による炎症。
まぶたにある、脂や汗の分泌腺や、
毛穴に細菌が入っておこる
急性化膿性炎症。
黄色ブドウ球菌という細菌によって発症します。
②霰粒腫(さんりゅうしゅ)無菌性の炎症。
まぶたの中に出来る、やや硬いできもの。
脂肪が固まったもの。
脂の成分を出す瞼坂腺がつまって、
その周囲に慢性の炎症が
おきます。
かゆ状の分泌物がたまり、
かたまりができます。
さて、コンタクトレンズは、間接的に①の原因になります。
黄色ブドウ球菌が繁殖するのを助ける可能性があるからです。
実はソフトタイプのコンタクトレンズは、スポンジみたいな構造であり、
水分を多く含むのです。
コンタクトレンズは、ものもらいが出来たら、使用をやめる方が
早く治ると言われています。
また、
ストレスをため込むと、
免疫力が低下して
細菌に感染しやすくなることがあり
ストレスも①の原因になります。
ものもらい 治療法と予防法
《ものもらいの治療法》
①麦粒腫
一般的に抗菌の点眼液や軟膏で
治します。
抗菌物質の飲み薬が出ることも
あります。
かゆみが強い時は、
清潔なタオルで目を冷やし、
こすらないようにします。
1週間くらいで治りますが、
治らない時は切開することもあります。
②霰粒腫
毎日数回温湿布をすると
治癒が早いです。
自然に治癒することもありますが、
しこりが大きくなると、
手術で切開することになります。
しこりの周りに副腎皮質ホルモンの
注射をして、
しこりを吸収させる治療法もあります。
【出典:http://www.selfdoctor.net】
《ものもらいの予防法》
まぶたの周辺を清潔にしましょう。
まつ毛の根元は雑菌がたまりやすい
です。
目をこすらないようにしましょう。
お子さんは、目に前髪がかからない
ようにしましょう。
手やつめを清潔にしておきましょう。
アイメイク・メイク落し
お化粧が入り込むと
目が不衛生になります。
メイクを落とす時に、まつ毛の根元に
蒸しタオルをあてて、
メイクをきれいにふきとり
ましょう。
刺激の強い食べもの、辛い食べ物。
炎症を起こしやすい、
海老、カニなどの甲殻類を
食べると、
ものもらいになりやすいです。
アルコールは炎症を悪化させます。
ものもらいになったときは、
アルコールは飲むのをさけましょう。
【出典:http://www.yamamoto-ganka.com】
意外と知らない?!ものもらいの怖い病気
麦粒腫も霰粒腫も、
こじらせると手術で切開
するようになります。
麦粒腫は、膿が大量にたまってしまったり、
しこりが残った場合、
ひどい痛みがある場合は
手術をします。
霰粒腫は、異物感があり、
不快感がある時、
しこりが大きく見た目が目立つ場合、
赤くはれている場合、
視力に影響が出る場合などに、
手術を行います。
手術は5~30分くらい。
1週間ほどで治るそうです。
大事になる前に「ものもらい」になったら、
お医者様に診てもらうのが安心です。
ライター:なみたま