クロレラとヤクルトの違いを徹底比較してみた!

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健康・からだに役立つ話

突然ですがうちの息子、幼稚園生の頃から「ヤクルト」が大好きなんです。

いつもスーパーに行くと「ヤクルト、買って~~」なんて言うのが何とも可愛くてですね‥‥(親バカすみません‥
つい買ってしまっていたんですけど、あれって結構値段が高いんですよね……

買い物の度に買わされるのはさすがにちょっぴりイタいので、似たようなビジュアルで(?)値段の安い「クロレラ」を選び、「ハイ!ヤクルトだよ^^」と渡すと、嬉しそうに受け取りレジへと行ったので一安心……
(←シメシメ‥‥チョロイもんよ~)

‥‥でもふと思ったのですが、
そもそもヤクルトとクロレラってどんな違いがあるの?
(‥‥まさか、値段の違いだけで、成分や効果とかに大差無いって事はないでしょうね‥‥??)

そういえば、昔ヤクルトって「クロレラ・ヤクルト」とかいう名前で売ってなかったっけ?
それに、昔ヤクルトからちょっと怪しい緑色の麺の「クロレララーメン」とか「クロレラ焼きそば」とかって製品も販売されていたような‥‥

記憶をたどるほどに深まる、ヤクルトとクロレラの謎!!

ということで、本記事では、ヤクルトとクロレラの違いを徹底的に比較してみると共に、この筆者の息子のように、ヤクルトをガブガブ飲んでも果たして大丈夫なものなのか‥‥?という事についても、個人的に調べてみたいと思います……
(カロリーの摂り過ぎとか、下痢になったりしないのかとか、、心配なので~……)

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クロレラとヤクルト、栄養成分の違いは?

クロレラって乳酸菌飲料以外でもよく耳にするのですが、そもそも、クロレラって何なのでしょうか?

クロレラの特徴

 

  • クロレラとは淡水に生息する植物性のプランクトンの事です。
  • 他の植物の何十倍もの光合成能力と繁殖能力を持ち、良質のたんぱく質が多く含まれています。
  • 9種類の必須アミノ酸を全て含み、ビタミン、ミネラルもバランス良く多く含有しています。
  • 人類の食糧難を解決する「夢の未来食」として注目され、研究が進められているそうです。

では、ヤクルトとは一体どのような飲み物なのでしょうか?

ヤクルトの特徴

 

  • ヤクルトとは、生きたまま腸内に到達する乳酸菌、シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)を含んだ乳酸菌飲料です。
  • シロタ株の働きで、良い菌を増やし悪い菌を減らして、腸内の環境を改善しお腹の調子を整えます。
  • 腸内で善玉乳酸菌を増やし、がん細胞を抑制するなどの効果が研究されています。
  • このように腸内環境が整え、結果的に体の免疫抵抗力を大きく向上させる効果もあると言われています。
  • 特定機能保険食品」の表示許可がされており、体に良い効果をもたらす国が定めた基準を満たしているというお墨付きなんです!

ということで、ヤクルトもクロレラもどちらも体に良いものだということがよく分かったのですが、いつどんな時に飲んでも大丈夫なものなのでしょうか?
禁忌事項などはないのかなど、ちょっと気になる点について次項で調べていきたいと思います。

クロレラとヤクルト、禁忌事項の違いは?

クロレラのサプリメントとかって、昔はよくCMかでも流れていたように記憶しているのですが、どんな人でも飲めるものなのでしょうか?

  • 血栓症の薬として代表格の「ワーファリン」を飲まれている方は、クロレラは禁忌です。
  • ワーファリンは血が固まって血流をふさぐのを防ぐ薬なのですが、クロレラや青汁、納豆などのビタミンKを多く含むものは、この薬の効用を打ち消してしまうので、併用することはできません。

では、ヤクルトにもそのような禁忌事項が何かあるのでしょうか。
以前、筆者の息子が胃腸炎にかかった時、筆者の夫が「胃腸炎の時に乳製品は良くないから、ヤクルトも飲ませちゃダメだよ!」と言っていた事があったのですが……
(その後「大丈夫だよ!」という筆者と軽い言い合いになったのでしたが……汗)

  • 実は胃腸炎の時ほど飲んだ方が良いらしい
  • ヤクルトは乳酸菌が生きて腸まで届くので、悪い菌を退治し良い菌を増やし免疫力を上げるので、胃腸炎の時にも効果的です。
  • 牛乳やミルクなどの乳製品は消化が悪く胃腸に負担をかけるので、やはり避けた方が良いでしょう。

(ちなみに、その後筆者のママ友さんのお子さんが胃腸炎をこじらせ入院した際、病院食の昼食にもヤクルトが出たという話を聞き、「ほら!大丈夫だったでしょ!」と、ちょっとドヤ顔で夫に話をしたのでありました。(←「 フーン( ´_ゝ`)」って感じで流されましたが‥‥))

ですが、いくら体に良いといっても、特定のものを一度に大量に摂るのは良くありません。
(ちなみに、冒頭で挙げた「ヤクルトをガブガブ飲んでも果たして大丈夫なのか?」ということについてですが、何本飲んでもお腹を壊すということはないのだそうです(お客様相談センターより))
でも、糖分を含んでいるので、摂り過ぎはカロリーオーバーにもなってしまいますから、やはり飲み過ぎには気を付けた方が良いでしょう。

それと、抗生物質を服用中の場合は、抗生物質がヤクルト菌を殺してしまうこともあるので注意が必要です。
その場合は、30分ほど時間をあけて飲むと良いそうなので、覚えておくと良いですね!

さて、このように体に良いとされるクロレラとヤクルトですが、気になるのはそのお値段。

  • クロレラは値段にばらつきがあるけど‥‥?
  • ヤクルトはクロレラなどの他の乳酸菌飲料と比べて高いけど‥‥?

ということで、次項ではそんな疑問にも迫っていきたいと思います。

品質にばらつきがある『クロレラ』・圧倒的なブランド『ヤクルト』

クロレラを使用した商品は、業者によって品質や価格にも非常にばらつきがあります。
筆者の知人でも、今まで飲んでいたクロレラのサプリを違うメーカーのものに変更したら、酷い下痢になってしまったという人がいたのですが‥‥

  • クロレラには細胞壁が非常に厚く、吸収率が悪く消化しにくいという欠点があり、それによって下痢の症状を訴える人もいるそうです。
  • 最近では細胞壁を壊して消化吸収率を上げているものや、細胞壁が薄いクロレラも開発されているようです。
  • 細胞壁を壊して吸収されやすい効果のあるものは、安価品にはないことも多いので注意が必要です。

これに対してヤクルトは、他の乳酸菌飲料メーカーと比較しても研究費が圧倒的に多く、豊富な臨床実験のデータも蓄積されていて、健康に良いことが科学的にも証明されています。
高くても80年以上も愛され続けてきたのには、きちんと訳があるのですね!

ということで、クロレラにもヤクルトにも、やはり値段には値段なりのものがある、ということなんですね。
では引き続き次項でも、気になる値段について調べていきたいと思います。

クロレラとヤクルトの気になるお値段と入手経路比較

前項では、クロレラとヤクルトの品質と価格についてのお話をしたのですが、ここでは具体的な金額についても触れていきたいと思います。

クロレラの価格は?

  • クロレラはサプリメントで2000粒11500円などの品物から、2000円台などの品物まで価格帯は色々です。
  • また、錠剤のサプメントや顆粒タイプのもの、またゼリータイプのものまでと、製品も色々です。

対してヤクルトは‥‥?

  • ヤクルト400」「ヤクルト400LT」(シロタ株を1本(80ml)に400億個含んだもの)は一本80ミリで80円(税別・メーカー希望小売価格)でほぼ一律です。
  • スーパーなどでも売っている「Newヤクルト」「Newヤクルト カロリーハーフ」(シロタ株を1本(80ml)に200億個含んだもの)は一本80ミリで40円(税別・メーカー希望小売価格)で、お店によって多少ばらつきがあります。

ヤクルトの主力商品は、街中を走り回っているヤクルトレディの宅配のみで販売している「ヤクルト400」「ヤクルト400LT」などが主で、定期的に届くのが強みです。

スーパーでも売っていますが、隣にピルクルなどの安い製品が並んでいたりすると、効能を詳しく知らない場合はつい安いほうに手がいきがちですよね……(筆者もです!キリッ)

ですがヤクルトは国が健康に良いという保証もされており、企業も研究開発に力を入れている、まさに「キングオブ乳酸菌飲料」です。
安さだけに惑わされず、効能なども考慮し選びたいですね。

そしてクロレラも、安いから、という理由で選ぶのはキケンです。
前述した下痢などの他にも、光過敏症などを引き起こしたこともあるとされており、クロレラは健康被害の報告がかなり多いとされているので、より慎重に、自分にあった製品を選びましょう。
(光過敏症の原因はフェオフォルバイトと呼ばれる葉緑素の代謝産物なのですが、これについては当時の厚生省が規制を行ったため、今ではこうした症状はほとんど見られなくなったそうです)

さて、ここまで書いてきて、ふと冒頭にも書いていた「昔ヤクルトって「クロレラ・ヤクルト」とかいう名前で売ってなかったっけ?」という話を思い出しました。
それにヤクルトから「クロレララーメン」とか「クロレラ焼きそば」なんてモノも販売されてて、緑色の麺がちょっと怪しげだなぁという記憶も……

ということで、次項ではそんなクロレラとヤクルトとの謎の(?)つながりについて、調べていきたいと思います。

昔は協力していた!クロレラとヤクルトのつながり

昔のヤクルトの容器には「クロレラ・ヤクルト」と書かれていたのですが、これはなぜなのでしょうか。

  • 当時のヤクルトは、クロレラを利用して菌を強化・短縮培養していたためクロレラと書かれていましたが、現在はこの製法は採用されていませんので、クロレラとは無関係です。
  • 1965年頃からヤクルトクロレララーメンなるラーメンが販売されており、当時でもなかなかの衝撃だった緑色の麺と、上品な味付けのスープはなかなかの美味しさで、コアなファンを獲得しておりました。
  • その後、クロレラ入のラーメンは販売が中止になり、現在は粉末青汁を練り込んだ「麺許皆伝」という製品になっており、こちらもなかなかの人気商品となっています。
  • ラーメンは塩、味噌、醤油味の他、カレーラーメンなどもあり、他にも青汁入りの焼きそばもあります。

他にも青汁入りではないのですが、うどん、そうめんなど種類も豊富に揃っており、ヤクルトレディに頼めば持ってきてくれるそうなので、機会があればぜひ利用してみたいですね♪


ヤクルトと類似品クロレラ・マドルを比べてみた

まとめ

クロレララーメンは無くなってしまったけど、今でもヤクルトからラーメンが販売されているんですね~!
食べてみたいな~~……

などと思いつつ、これまでのまとめを~~!

  • クロレラは淡水に生息する植物性のプランクトンで、9種類の必須アミノ酸を全て含み、良質のたんぱく質やビタミン、ミネラルもバランス良く多く含有しています。
  • ヤクルトは生きたまま腸内に到達する乳酸菌、シロタ株を含んだ乳酸菌飲料で、腸内の環境を改善しお腹の調子を整え、がん細胞を抑制するなどの効果が研究されています。
  • 血栓症の薬「ワーファリン」を飲まれている方は、クロレラは禁忌です。
  • 対してヤクルトには禁忌事項は特になく、胃腸炎の時などにも効果的です。
  • クロレラを使用した商品には、品質や価格にもばらつきがあり、細胞壁を壊して吸収されやすい効果のあるものは、安価品にはないことも多いので注意が必要です。
  • ヤクルトは、他の乳酸菌飲料メーカーと比較しても研究費が圧倒的に多く、健康に良いことが科学的にも証明されています。(特定機能保険食品)
  • クロレラは製品も錠剤のサプメントや顆粒タイプのもの、またゼリータイプのものまで幅広く、価格帯も様々です。
  • 宅配専用のヤクルト400は一本80ミリで80円(税別)でほぼ一律、スーパーなどでも売っているNewヤクルトなどは一本80ミリで40円(税別)で、お店によって多少ばらつきがあります。
  • どちらも安さだけに惑わされず、効能なども考慮し選ぶことを心掛けましょう。

以上です。

‥‥なんてちょっとえらそうにまとめてみたのですが、安さに惑わされて、ここ最近は安い乳酸菌飲料ばかり買っていた筆者です……
子どもたちの健康のため……だけでなく、最近歳のせいかすぐに風邪をひいたりしてしまうようになってしまった自分のためにも、ヤクルトやクロレラなど、健康に良い食品などを摂っていけたらなと思いました……

その際は、値段や広告・宣伝などには惑わされないよう、選ぶ側の消費者も知識をもって選ぶようになっていけたらいいなと思います☆

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