爪が縦に割れる原因は、
①内分泌異状・代謝機能異状
②有機溶剤・エタノールなどの溶剤を
良く使う
③湿気が多い場所に長時間いる
④水を良く使う(手を頻繁にあらう)
の4種類が考えられます。
①が原因の場合は、
・甲状腺機能低下
・卵巣機能の障害
・糖尿病
・貧血
・高尿酸血症
・慢性肝障害
以上の心配があります。症状に心当たりがあれば、
病院で診てもらいましょう。
②が原因の人は、ゴム手袋などで
手を保護しましょう。
③・④が原因の人は、水分過多になり
爪がもろくなっている可能性も。
手をしっかり拭きましょう。
手や爪に雑菌がつきやすくなり、
化膿することもありますので
早めに処置しましょう。
手当が遅れると症状が悪化して、
治るのに時間がかかってしまいます。
対策としては、手を洗う回数を減らす。
水分をしっかり拭き取る。
爪にオイルコーティングをしてゴム手袋をする。
2カ月くらいたっても塗り薬で治らない時は、お医者様に相談しましょう。
縦ではなく、爪が横に割れたときは?
横に爪が割れる時の原因は、
①タンパク質とケイ素の不足
②紙やすりが原因
③爪切りのしかた
④台所用洗剤
⑤除光液
①が原因の場合、
爪はケラチン(アミノ酸)で作られています。
ケラチンを含むタンパク質を
バランス良く食べると、爪に栄養がいきます。
②が原因の場合、紙やすりを使うのを
やめなくても大丈夫です。
紙やすりの質を、うすくてよくしなるものに変えましょう。
③が原因の場合、
【出典:http://www.hosp.go.jp】
爪をまっすぐに切り、角を面取りするように丸く切ると割れにくくなります。
④が原因の場合、
食器用洗剤は、油汚れを落としてくれますが、手や爪の水分や油分も
落してしまいます。
手や爪があれてしまったら、ゴム手袋をつけましょう。
⑤が原因の場合、
除光液の成分、アセトンは水や
アルコール、油脂も溶かしてしまいます。
爪の水分、油分も奪ってしまうので、
除光液を使う回数を少なくしたり、
爪を爪用の美容液やネイルオイルで
ちゃんとお手入れしましょう。
爪が割れて困ったときの応急処置
爪が割れてしまったら、
すぐにお医者様に行きましょう。
応急処置が必要な時は、
①爪を切ってこれ以上割れないようにする。
②爪を清潔にする。消毒をする。
③爪が割れた部分に、絆創膏の
テープ部分を貼る。
(ガーゼ部分はダメ)
爪が割れたら、割れた部分から雑菌が
入りやすくなります。
ばい菌が入って化膿してしまうかもしれません。
病院に行ってお医者様に診てもらいましょう。
早めの処置は早く治りますが、
手当が遅れると治る時間も
長くかかってしまいます。
爪を割れにくくするには?
《外側からのケア》
・乾燥を防ぐ。
・爪切りは入浴後など、爪が水分を含んで柔らかくなっているときにする。
・爪を切った後は、やすりをかけて
整える。(割れにくくなる)
《内側からのケア》
・鉄分の多いレバーやほうれん草を
食べる。
・納豆・豆腐などの大豆製品を食べる→タンパク質をとる。
・お風呂上がりや寒い時期は
ハンドクリームやオイルで保湿をする。
※急激に割れてしまった時は、
すぐにお医者様に行きましょう。
皮膚科または、内科を受診しましょう。
何事も早目のケアが大事です。
ライター:なみたま