これも花粉症?微熱でだるい!どうしたらよい?

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健康・からだに役立つ話

今年もやってくる花粉症のシーズン。
毎年つらい花粉症の症状に悩まされている方も多いでしょう。

くしゃみ、鼻水、目のかゆみ。

これらの症状はわかりやすいのですが、微熱が続く、だるい・・などのちょっといつもとは違う症状が出て、これって本当に花粉症?と悩んだことありませんか?

そんなあなたにお伝えします。

実は花粉症でも「微熱」「だるい」といった症状が起こるのです。

この記事では、花粉症による「微熱」や「だるさ」の正体を解き明かし、少しでもあなたが安心して生活できるように、解説させていただきますね。

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花粉症でも「微熱」がでる事があるの?

微熱の原因は「体の防衛反応」だった!!

結論から話すと、
花粉症により「微熱」がでる事はあります!

例えば、風邪のウイルスなどが体内に入ると、人の体はウイルスを排除するために体温を上げてウイルスと戦います

花粉の成分は体に無害と考えられていますが、ウィルスと同様に異物認識されてしまい、人の体は過剰な免疫反応を起こします。体内に入ってきた花粉を排除するために、風邪ウイルスの場合と同じように体温を上げて対抗するのです。

これは、
体の防衛反応が過剰に働いている状態だと言えます。

「花粉症 vs 風邪」どうやって見分ける?

①数日以上つづく微熱のときは?

一般的な風邪の場合、数日もすれば、ウイルスが死んで熱も下がります。ところが、花粉の場合、簡単に熱は下がってくれません。シーズン中ずっと花粉が飛んでいますので、その期間ずっと微熱が続いてしまうのです。

つまり、この時期に数日以上つづく微熱は花粉症が原因である事が多いでしょう。

 

②37.5℃以下の微熱のときは?

厚生労働科学研究費補助金免疫アレルギー疾患等予防・治療研究事業の研究代表者である日本医科大学の大久保公裕氏の報告によると

 37.6℃以上 ‥風邪
 37.5℃以下 ‥花粉症

という見方もあるようです。つまり、花粉による熱はあくまで「微熱」という事なのですね。

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「微熱」が続くときの対策は?

過剰反応を起こさないように、まずは体内に花粉が入ってくるのを防ぐ事が大事です。
マスクやゴーグル、花粉除去スプレーなどで対策をしましょう。

その代表はやっぱりマスクです。マスクと言っても、いろいろな機能性マスクが販売されています。

・三次元マスク  50枚入り  税込 2,343円
息苦しさ低減ゆったり構造、耳が痛くなりにくい耳ひもで長く使っても快適です。

 

・アレルキャッチャーマスク  30枚入り  税込 2,160円
pm2.5にも対応日本アトピー協会推奨品で、効果も期待されますね。

 

・ ダチョウ抗体マスク 3枚入り×20個 税込 6,500円
鳥インフルエンザの救世主として有名になったダチョウ抗体を花粉アレルゲンに応用したマスク。
花粉アレルゲン抗体」があなたを守ってくれます。抗体は人力でダチョウの卵から抽出するため、お値段は高めですが、よりすごい効果を期待される方にいかがでしょう?

 

以上、3つのマスクを紹介させていただきました。

通常三次元マスクから素材を工夫したアレルキャッチャーマスク、そして抗体を浸透させた最新のダチョウ抗体マスクまで。是非、あなたの症状にあったマスクを見つけて、花粉対策してくださいね。

「だるい」のは本当に花粉症のせい?

花粉症によって「だるさ」は出るの?

結論から話すと、
花粉症により「だるさ」がでる事もあります!

花粉症により「微熱」が続いていると副交感神経が優位になります。このため、血行が良くなり、少し眠いような感じになります。これが「だるさ」の原因です。

副交感神経が優位だと熱が上がり、リンパ球の働きが活発になります。このとき風邪などは早めに治りますが、アレルギー反応も強く出やすいようです。

アレルギー反応が強くなると、花粉症は悪化しますので悪循環の始まりです。運動により自律神経のバランスを整え、症状を改善するようにしてください。この方法は次章で解説しています。

また、「だるさ」の他の原因としては、花粉症による睡眠不足という事も考えられます。この場合、夜間の花粉症対策が必要になります。

花粉症による鼻づまりなどで、脳が軽い酸欠状態になり「だるい」という事も考えられます。

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花粉症による「だるさ」の対策は?

やはり「花粉を体内に入れない」と言うことが大事だと思います。

上述したようにマスクやゴーグル、花粉除去スプレーなどで花粉を室内や体内に入れないように気をつけましょう。

くしゃみや咳で睡眠不足にならないよう寝るときもマスクをしたり、部屋の加湿、鼻水や痰をこまめに排出する、喉が乾燥しないように水分を取るなどの対策をしましょう。

病院は?自分でできる体質改善法は?

病院に行くなら「何科」にかかれば良いの?

微熱、だるいと言うことでまず内科にかかる人もいますが、花粉症による症状だなと思われる方はアレルギー科、耳鼻咽喉科がおすすめです。

私も花粉症なのですが、内科のお医者様からアレルギー科を紹介されて受診したおかげで、その年は早めに症状が治まりました。

自分でできる対策、体質改善法は?

病院に行くのはもちろん大切ですが、自分で出来る事が無いか調べてみました。

①花粉症に良い食べ物

免疫機能を正常にするには、腸内環境を整えると良いです。

乳製品
ヨーグルトなどの乳酸菌は腸内細菌のバランスを改善し、免疫を高めると言われています。

納豆
納豆にも腸内の善玉菌を増やす働きがあり、乳酸菌よりも長く効果を発揮します。納豆に含まれるたんぱく質分解酵素「ナットウキナーゼ」には、整腸作用の他にかゆみ成分の生成を抑制する抗酸化作用もあります。

青魚
青魚に含まれるEPAやDHAには、アレルギー反応を抑制する作用があります。

・シソ
シソの葉に含まれるポリフェノールの「ロズマリン酸」には、過剰になった免疫反応を抑制する効果があります。青ジソよりも赤ジソの方が「ロズマリン酸」の含有量が多いので、赤ジソジュースなどが効果的です。

じゃばら
かんきつ類のじゃばら果汁には、花粉症改善の効果があるとの事です。果汁、サプリ、飴などいろんな商品が出ています。例えば、下記の商品など、携帯できてお手軽ですね。
じゃばら果実エキスEX45g  花粉症対策サプリ  税込 3,780円

 

②半身浴も花粉症に効果的です。

体質を改善するために、半身浴で体を芯から温め、汗と緒に毒だしをする事も良いとされています。

〜半身浴のやり方〜

・入る前に水分補給をしておきましょう。
37℃~40℃くらいのぬる目のお湯にゆっくり漬かりましょう。
 最低でも20分ほど入ると良いと思います。
・自分の体調に合わせて入りましょう。
・発汗を促すために、一握りのお塩を入れるのも良いです。
・長く入るので、肩が冷えないようにタオルなどをかけるのも良いです。
・お風呂から上がってからの水分補給を忘れないようにしましょう。

 

③適度な運動をして体質改善しましょう。

体質改善には、適度な運動が重要であると言われています。

しかし花粉症の方の場合、屋外での運動は花粉症を悪化させる恐れがありますので、屋内での運動が好ましいでしょう。

また、激しい運動は呼吸を荒くして、気管支などに刺激を与え咳がひどくなったりしますので、ラジオ体操やヨガのようなゆっくりした運動がおすすめだと思います。

 

コラム  〜花粉症の症状を漢方の考え方で見てみる~

花粉が飛ぶ期間の3ヶ月ほどの間で、体は花粉にさらされて症状も変化します。各ステージにおいて、適した「漢方薬」は異なりますので、必ず専門医に相談してくださいね。

・初期湿痰:しったん
→体の水分は停滞。花粉を体から追い出そうとするステージ。
体の症状 くしゃみ、鼻水
漢方薬  小青竜湯 葛根湯

中期湿熱:しつねつ
→アレルギー反応強くなり、炎症が起きているステージ。
の症状 目や喉のかゆみ、微熱、だるさ
漢方薬  麻杏人甘湯 越婢加朮湯

後期陰虚:いんきょ
→炎症が続き、体内の水分が不足し、粘膜が乾くステージ。
体の症状 喉が乾く、鼻づまり(寝ているときに苦しい)
漢方薬  荊芥連翹湯 辛夷清肺湯

 

上記のコラムでは、花粉症の症状を漢方の考え方で見てみました。漢方では「微熱」や「だるさ」は中期の湿熱と呼ばれる状態にあたるようですね。花粉症でも微熱やだるさの症状が出てくることがわかります。

くしゃみや鼻水以外の症状が出てきて心配される方も多いと思いますが、微熱やだるさは、花粉と体が戦っている状態です

この記事を読まれたあなたは、微熱やだるさの原因がわかり、少しは安心できたのでは無いでしょうか。

花粉シーズンに入る前から体質改善したり、マスクや食べ物などの対策を事前に立てて、苦しい症状が少しでも早くに軽減すると良いですね。

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