インドの健康法である鼻うがいは
「ほんとうに鼻がすっきりする!」と
話題になっているみたいです。
私も、テレビで見たことがありましたが、
その方法にちょっとビックリしました。
インドではお薬を飲む「吸い飲み」
のような容器で鼻の洗浄をします。
鼻を洗浄する時は
規定濃度の生理食塩水を
使います。
水1Lに9gの食塩を入れたものです。
水2Lだと18g(大さじ1杯)です。
使用する水として、水道水は使いません
(塩素が含まれているため)。
ミネラルウォーターか、蒸留水を
使って下さい。
水温は25℃~30℃。
つまり、冷水はダメです。
気を付けることは結構多いですね。
(余談ですが、小学校ではリットルをℓではなくLで教えるんですね!
偉そうに教えたら「今は違うよ」と言われて、へこみました。)
鼻うがいって凄い!こんな効果があった!
アレルギー性鼻炎、蓄膿症、副鼻腔炎・鼻水・鼻づまり・
目のかゆみ、
そして、風邪や
インフルエンザにも!
鼻の悩み全般に効果があります。
※「後鼻漏(こうびろう)」の方は
症状が悪化するので、やらないで下さいね。
また、“鼻からすする”方法(後述)で、
鼻うがいを実施すると、
小鼻になったと感じる人も
いるようです。
鼻うがいの方法とコツをチェック!
洗面器を使ってする方法や、
コップを使う方法、
いろいろありますが、
初めての方はグッズに頼ると
良いかもしれません。
洗面器の場合は、片方の鼻を
指で押さえて、
もう片方の鼻で洗面器の水を吸い込む
そうです。
すするだけなので、鼻の穴は
大きくならないようです(笑)。
コップも同じで、片方の鼻から
吸い込んで
もう片方の鼻の穴から出すそうです。
上手な方は口からも出せるそう・・・
うーん・・・凄い!
洗浄後は前かがみのまま頭を左右に傾け
鼻腔内に洗浄液がのこらない
ようにします。
洗面器から顔をあげ、
鼻から出す方法も。
自分のやりやすい方法を探した方が
良いかもしれませんね。
左右両方行ないます。
1回に1セット~3セット
というのもあれば、
3セット~5セット!と、
ちょっと尻込みしそう(泣)
作った生理食塩水は、
冷蔵庫で保管するのが手間(使用するとき、人肌程度に戻す必要がある)なので、
市販の生理食塩水を使うと
楽かもしれません。
また、市販の容器や鼻うがい専用の洗浄水もあるので、
自分で用意するのは面倒だけど、
やってみたい方は
下記を参考にしてみて下さい。
「鼻うがい」を行うときは、
“気を付けてほしいこと”
があるので、
必ず次項目もチェックして下さいね。
注射器タイプのもの・・・
確実に注入できそう。
こちらも、直接鼻の穴に入れるタイプ。
痛くないらしいです…
こちらも鼻に直接使用するタイプですね。
これは危険!鼻うがいの洗浄水と怖い中耳炎
慣れるまでは違和感がありそうですね。
上手になれば痛くないそうです。
そして、「痛い」ことよりも、
注意しなければならないことが・・・
鼻うがいをしたときは、きちんと洗浄水を出さなければなりません。
きちんと洗浄水を出さずに
鼻をかんだりすると
「中耳炎」になってしまうそうです。
また、安易に行うと「鼻粘膜の線毛」や
「粘膜面の機能」を損傷する
可能性あり・・・
ちょっと怖くなってしまいましたが、
あくまで「安易に」行った場合で、
きちんとマスターすれば
心配ないようです。
わたしの場合、「中耳炎」経験者なので、
他にないかしら・・・と思ったら、
「A&D口鼻両用超音波温熱吸入器12880ホットシャワー3UN-133B というアイテムがありました。
風邪をひいて咳が酷いときに
病院で使う吸入器の家庭版です。
ということは、喘息の方も
使えるのかな?
「鼻うがい」をしてはいけない
「後鼻漏」の方は、使えるみたいです。
※使うときは、必ずお医者様に確認して下さいね。
インフルエンザや風邪の予防
にもなりそうな「鼻うがい」。
やってみたいと思った方、
くれぐれも注意事項を守って、「お鼻すっきり」になってくださいね!
ライター:なみたま