チアシードってご存知ですか?
最近始めたんですよ、私。
何でも「スーパーフード」なんだそうで!(←よく分かってません^^;)
一日一食チアシードに置き換えるダイエットが効果的!と聞き、
よく調べもせず、軽い感じで始めてみたのでしたが・・・
何かね、お腹が微妙に痛いんですよ・・・
しかも、若干緩くて・・・><

何でなのでしょうか?
チアシードが良くないの?
私に合ってないの?
それとも・・・???
ということで、チアシードの正しい摂取の仕方を・・・
いや、そもそもチアシードってどんなモノなの??っていう所から
詳しく調べてみることにしました!
(って、食べ始める前に調べろよ!!・・・汗)
なぜ、チアシードを食べすぎると腹痛が起こるの?
チアシードを食べたことがない方でも、名前くらいは知っているという方も
少なくないのではないでしょうか。
ミランダ・カーなどのハリウッドセレブも愛用しているということで、
以前メディアでもかなり話題になっていましたよね。
でも、そもそもチアシードって一体何なのでしょうか?

- 南米を原産とするシソ科サルビア属ミントの一種ですミントの一種で、現地の言葉で「力強い種」という意味をもつ
- 見た目は直径2ミリ程度の黒ごまみたいな種
- 水を加えると約10倍に膨らむ
- 無味無臭なので、色々な食材に合いやすい
- 8種類の必須アミノ酸や水溶性の食物繊維を多く含むため、健康増進や美容効果が期待されている
ざっくり言うとこういったモノです。
まれに腹痛が起きるのは食物繊維によるものとされており、
- 食物繊維を摂り過ぎると
腸の流れが良くなり過ぎて、下痢になってしまう。 - 水で戻さず乾燥したまま摂取すると
体内の水分を吸収してしまい、便秘になってしまう。
他にもチアシードには、良質な油(オメガ3)が含まれており、
食物繊維や油類は採り過ぎると、お腹を壊してしまうので、
くれぐれも、摂り過ぎには注意しましょう。
食べ方には要注意!チアシードの正しい食べ方と簡単レシピ
前述のように、チアシードによる腹痛の原因のそのほとんどは、
食べ過ぎや間違った食べ方によるものだったのですね。
チアシードに多く含まれる食物繊維は本来消化に悪いもので、
摂取量を適量に抑えることがポイントとなります。
それと、水に戻さずにチアシードを摂ると、
チアシードが腸内の水分を吸い取ってしまい、便秘になりやすくなるだけでなく、まれなケースでは、体内で食道をふさぐほど膨張し、窒息してしまったということも!
「水で充分に膨張させてから毎日適量を摂取する」というのが正しい食べ方です。
そして、食べた後には十分な水分を摂るようにしましょう。
ここで、おすすめの食べ方をいくつかご紹介したいと思います♪
朝食に!チアシードドリンク

チアシードにスムージーや豆乳、トマトジュースや青汁に
チアシードを加えたドリンクは、腹持ちも良く朝食にもピッタリ。
前の晩から作っておけば、朝も楽ちんです♪
やっぱり定番?チアシードヨーグルト

これは筆者もまず始めにやってみた食べ方で、
一番スタンダードと言えるのではないでしょうか。
ヨーグルトに水でふやかしておいたチアシードを加えるのですが、
ビタミンたっぷりのフルーツや、栄養価の高い蜂蜜なども加えると、
尚良いでしょう。
夜食にも重宝!チアシードスープ

あらかじめ水にふやかしておいたチアシードを
スープに加えるのもおすすめ。
お味噌汁などに加えるのも良いですが、
筆者のおすすめは、わかめやもずく、めかぶなどのスープ!
とろとろで美味しくておすすめです。
ですが、チアシードに含まれるオメガ3(αリノレン酸)などは熱に弱く、
40度以上になると効果がなくなってしまうと言われていますので、
スープなどに使う時は、少し冷ましてから加えると良いでしょう。

ぷるぷる食感のスーパーフード「チアシード」のプリンの作り方
チアシードはプリンとも相性が良いんです。
動画でみると作り方も簡単そうですよね!
何だか、食べたくなってきませんか?
チアシードに毒性がある?「発芽毒」に注意しよう!
チアシードと検索すると、続けて出てくる「毒」というワード・・・

「毒?!」
何とも物騒なワードが出てきたのですが、これは一体何なのでしょうか?
チアシードには基本的に副作用はないものの、
生のチアシードには発芽毒「アブシジン酸(ABA)」というものがあり、注意が必要です。
「アブシジン酸」は植物の発芽を調節している植物ホルモンで、
人間のエネルギーの代謝にかかわる細胞小器官である「ミトコンドリア」にとって、
毒になると言われています。
ミトコンドリアがアブシジン酸に毒されてしまうと、
下記の原因になると言われています。
| 免疫力の低下 | 慢性疲労 |
| 冷え性 | むくみ |
| 肥満 | アレルギー |
| 糖尿病 | がん |
など・・・
この毒は、10倍量の水に12時間以上浸すと無毒化できるのだそうです。

前述した「便秘」等を防ぐためにも、水に浸してから食べましょう。
チアシードによる腹痛は、こんな隠れた原因も‥
他にも、以前輸入されたチアシードから「アフラトキシン」という
強い毒性を持ったカビが発見され、問題になったことがありました。
このことで、チアシードは危険だという噂が流れたのでしたが、
輸入時に保管していた際にカビが付着したということで、
輸入業者の食品管理に問題があり、チアシード自体に
問題があった訳でははないのだそうです。
現在は、以前より検査が厳しくなり、
こういったカビが検出されることはないようですが、
チアシードに限らず、輸入食材を購入する際は、
信頼できる業者のものを選びたいですね。
それともう一点。
「水で充分に膨張させて摂取」した後にも「十分な水分を摂るように」
と記したのですが、その水分が下痢を引き起こしたりすることもあります。
チアシードだけでなく、水分の過剰摂取にも気をつけてくださいね。
スーパー健康食品!チアシードはこんな人にオススメ
チアシードは栄養成分が豊富なので、幅広い年齢層の人に効果があると言われているのですが、
とくにオススメしたいのは、ここ最近体型が気になってきた人や、
便秘を解消してスリムになりたい人など、おもに美容に関心のある女性です。

美容に関心のある方に嬉しい効果☆
ダイエット効果
少量で満腹感を得られる働きがある
便秘改善も期待できる
美肌効果
肌の代謝をよくするオメガ3脂肪酸や、
コラーゲンを生成する必須アミノ酸など、
みずみずしい肌を作る栄養素が含まれています。
他にもこんな嬉しい効果が!
コレステロール値、中性脂肪を下げ、アレルギー症状も改善
チアシードに含まれるオメガ3脂肪酸は、
代謝を良くして、コレステロールや中性脂肪を下げる手助けをし、
アレルギー症状も緩和する効果も期待できるのだそう!
他にも、がんや糖尿病の予防、うつ症状の予防や軽減にも効果が期待でき、
年齢性別問わず、積極的に摂取したい食品と言えますね。
ですが、くれぐれも過剰摂取には気を付けて!
適量(一日大さじ1杯(10g))を心掛けて摂取するようにしてくださいね☆
コラム)チアシードはどうして健康にいいの?
前述したチアシードに期待される健康効果は本当に幅広く、
他にも色々とあるようです。
αーリノレン酸(オメガ3脂肪酸のひとつ)による効果
- 認知症およびアルツハイマーの予防
- 記憶力や学習能力の向上
- PMS(月経前症候群)改善
カルシウムによる効果
(チアシードのカルシウム含有量は、植物の中でもトップクラスなのだそう)
- 骨粗しょう症の予防
- イライラ解消効果
他にも、必須アミノ酸を多く含んでいるため、
より幅広い病気予防が期待されています。
まとめ
- ダイエット効果
少量で満腹感を得られ、便秘改善も期待できる - 美肌効果
肌の代謝を上げる栄養素が含まれている。 - コレステロール値、中性脂肪を下げ、アレルギー症状も改善
チアシードに含まれるオメガ3脂肪酸が代謝を上げ、コレステロールや中性脂肪の値を下げる手助けする。
また、アレルギー症状も緩和する効果も期待できる。
チアシードには食物繊維が多く含まれるため、腹痛を引き起こす可能性があり、摂りすぎには注意が必要。
チアシードは栄養価も高く、膨張作用があるため満腹感も得られやすいということですが、
実際にダイエット効果があり美容に良い、というよりも、
健康食品として日常に取り入れるぐらいの位置づけがちょうど良いと思います。
チアシードには、たくさんの健康効果がありますので、
健康的にダイエットするための、サポート食品と考えると良いでしょう。
くれぐれも一日の摂取量を守り、水に十分浸してから摂取し、水分を適度にとるなど
注意して摂取してくださいね。
そして、バランスの良い食生活を心掛け、
上手にチアシードを取り入れていけたらいいですね!
