「肩こり」が原因で「歯痛」が起こることもあるって、ご存知ですか?
意外なことに、肩こりと歯痛って密接に関わっているんです。
ん?どういうこと?
筆者は猫背で肩こりにも悩んでいるので、明日急に歯まで痛くなり始めたら大変だ!と、早速これについて調べてみました。
もちろん、調べている間も猫背でパソコンに向かっているわけですが(笑)
以下、肩こりからくる歯痛の「解消法を3つ」ご紹介したいと思います。
解消法1.エクササイズで姿勢を正す!
肩こりの原因となる「筋肉疲労」
姿勢が悪かったり、同じ姿勢を長時間続けたりすると、筋肉への負担がどんどん溜まってしまいます。
肩こりとは肩甲骨や胸、鎖骨まわりの筋肉への負担が溜まり、疲労している状態です。
つまり日頃から姿勢が悪いと、肩こりになってしまうのです。
「あー、今まさしくそんな状態です~」という方は多いことでしょう。
これ以上負担を重ねてツラ~イ肩こりになる前に、
エクササイズで正しい姿勢に戻しましょう!
猫背矯正エクササイズ
さて、ここからは動画のご紹介です。
猫背は肩こりの原因になるだけではなく、椎間板にも負担をかけてしまいます。
これが重症になると、脳こうそくになってしまう事も!!
またお腹や胸もたれてしまい、体形が崩れる原因にもなります。
猫背矯正トレーニングその1 【すくすくトレーニング】
ヨガやピラティスもありましたが、
誰でも簡単に無理なく
続けられるトレーニングとして、楽しそうな(ラクそうな)ものを
選んでみました。
この動画をみて、
我が家の納戸で眠る
バランスボールを膨らませなくちゃ!
って思っちゃいました。
背骨スッキリ体操 【すくすくトレーニング】
簡単な体操なのに、
ほんとにスッキリしますよ!
身体を左右にひねるだけでもこんなに痛いなんて、
どれだけ筋肉が固まっているのかと
実感できる動画です。
普段使わない筋肉を動かす気持ち良さってありますよね~(*´v`*)
解消法2.ウォーキングで姿勢を正す!
歩く時の姿勢が悪いと……お察しの通り、肩こりになってしまいます。
反対に、正しい姿勢で歩けば肩こりの改善に有効です。
ウォーキングには身体全体の血行を促進する効果が
あるため、固まった筋肉を動かしやすくしてくれるんです。
肩こりの原因の1つは血行不良によって
疲労物質が溜まってしまうことですが、
ウォーキングによって血行が良くなれば疲労物資が溜まりにくくなり、肩こりも改善されるというわけです。
足は第2の心臓とも言われていて、健康状態に大きな影響を与えます。
正しい姿勢のウォーキングで
全身の血行を良くして、
肩こりの予防・改善だけではなく、健康維持にも努めましょう!
まずは正しい姿勢を!
お家でお手軽に「まっすぐ」を確かめられるのは壁です。
壁を使って
正しい立ち姿勢をチェックしましょう。
猫背を直そう!と意識しすぎて反り腰(一番右の状態)になっていませんか?
正しいウォーキング
頭は上から糸で吊られているようなイメージで!
実は筆者はこれを意識しすぎて変な歩き方になっちゃうことがあります(笑)運動が苦手なんですよ…。
練習したら直りましたけどね。あくまで姿勢が上で吊られているイメージで、前にかがんでいかないようにする感じです。
筆者のように極度の猫背になると、始めのうちは正しい姿勢では歩きづらいものです。骨や筋肉がラクな姿勢のはずなのに、疲れる…。
そんな方は、あまり正しい姿勢を意識しすぎず、カッコよくあるくのよ!ぐらいから始めてみてはいかがでしょう?
前を向いて、胸を張って、颯爽と…とモデルや女優のようにカッコイイ歩き方を目指してください。イメトレです。そのうちに正しい姿勢を心掛ける余裕も出てくるはずですよ。
万歩計をつけて歩数をチェックするのも
良いですよね!
足腰や膝は年齢とともに衰えてきますから、肩こり対策と一緒に「足腰の老化の対策」もしてしまいましょう!
解消法3.矯正グッズで姿勢を正す!
自分で姿勢をコントロールするのは難しいですが、グッズに頼れば簡単です。
1.クッションで矯正する
まずは姿勢快適クッション。お手軽ですね~!
例えば、
これを日頃のデスクワークで使っていれば、
自然と身体が
正しい姿勢を覚えてくれるでしょう。
【画像をクリックすると商品ページが開きます】
2.ベルトで正しい姿勢へ導く
お次は軽量背すじ矯正ベルト。
ウォーキングの時に
正しい姿勢で歩けるように習慣づけましょう!
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3.マットを使ってほぐしてみる
それでも肩が凝ったときは、ゆらゆら揺れる
「えいマット」でほぐしてみては?
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解消法が理解できたところで、「肩こりと歯痛」の関係についてもう少しだけ理解を深めておきましょう。
「肩こりから歯痛」と「歯痛から肩こり」の2つのメカニズム
1. 肩こりから歯痛になるケース
イキナリですが、人の頭の重さは約4~5㎏。
具体的な例をあげると、お米の5㎏入りの袋やボーリングの玉と同じくらいです。
けっこう重たいですよね。
そして普段の生活の中でも、頭の重さは私たちの肩に負担をかけ続けています。
さらに、姿勢が悪いと肩への負担がさらに大きくなります。
猫背になるなど頭が前へ出る姿勢は、
下あごの筋肉が後ろへ引っ張られ、
結果的に嚙み合わせがズレることがあるのです。
噛み合わせがズレると、歯痛の原因となります。
また姿勢が悪いと「あご・首・肩」の筋肉バランスが崩れてしまい、
筋肉が緊張して
「肩こり」
になってしまうのです。
虫歯なのか肩こりなのか、どうやって判断するの?と疑問になったので、痛み方に注目して調べてみました。
こういう時の歯痛は虫歯の時のようなズキン!とした痛みではなく、歯茎が腫れているような、しびれているような…という痛みなんだそうです。
経験者さん曰く「歯が浮く感じ」になるそうですよ。
また「どの歯が痛いのかわからない…」という方もいらっしゃいました。
このような痛み方をしていて、歯医者さんへ行っても異常が見つからなかった場合は肩こりが原因かもしれませんね。
2. 歯痛から肩こりになるケース
歯が痛くなると、
その周囲の筋肉が緊張します。
その緊張状態が続くと…
実際には肩こりではないのに、肩こりを感じてしまいます。
つまり、このような脳神経の勘違いによって、
歯の痛みで肩こりを感じたり、
反対に肩こりで歯痛を感じてしまったりするのです。
歯痛から起こる肩こり予防には、歯医者さんでの定期健診をお勧めします。
虫歯予防もできて一石二鳥ですよ!
まとめ
今回「肩こりで歯が痛くなるってどういうこと!?」と調べ始め、「肩こりって侮れないトラブルだわ…」と痛感した筆者が、
「悪い姿勢」の改善策として
- エクササイズ
- ウォーキング
- 矯正グッズ
の3つをご紹介しました。
最初にご紹介したように、「肩こり」と「歯痛」は
密接に関わっているケースがあります。
肩こりの原因となる
姿勢の悪さを改善すれば、
「歯医者さんに行くのは嫌だな~」と、今、あなたが悩んでいる歯痛も治るかも知れません。
肩こりにせよ、歯痛にせよ、負担をかけ続けることは身体に良くないっていうことですよね。
お医者さんへ行くのも大切ですが、日頃から身体の負担を考えて、きちんとメンテナンスしていくことも健康には欠かせません。
「ラクなのは結局これだしなー」と、ちゃんと猫背を直してこなかった筆者ですが、今後は心を入れ替えて直していこうと思います!
最初は慣れない姿勢がしんどく感じるかもしれませんが、結局は正しい姿勢が身体にとって一番ラクなはず…。
正しい姿勢を身につけて、いつまでも健康&若々しい体形でいたいものですね!