あなたは普段から野菜やお米などを洗っていますか?
その際、洗剤を使うことはありますか?
TV番組などで、洗剤を使ってお米を洗う若者がいるという話があると
「あり得ない!」「お米のとぎ方もわからないの!?」と驚きの声が多いですよね。
結論から言うと、野菜やお米を洗うための洗剤はあります。
野菜や果物はすぐに腐らないようにするために、農薬などを使って育てたものがほとんどです。
妊婦さんや赤ちゃんがいるご家庭では、野菜や果物の残留農薬や防腐剤が気になることも多いのではないでしょうか?
最近、無農薬野菜なども売られていますが、本物の無農薬野菜は栽培するのに物凄い労力がかかります。そのため、値段は通常野菜の数倍はしますし、スーパーなどで簡単に入手できるようなものでもありません。
そこで、今回は野菜洗いに使える「洗剤」に着目したいと思います。
また…
- 野菜は洗剤で洗っても良いのか?
- 洗剤を使うときの注意点は?
- 野菜洗いの専用水とは何か?
など、関連するテーマについてもお伝えしていきます!
野菜洗いに食器用洗剤を使っても大丈夫?
野菜洗いに食器用洗剤を使っても大丈夫!とは言っても「使える洗剤」と「使えない洗剤」があります。
では、どのような洗剤ならば「野菜洗い」ができるのでしょうか?
表示を確認する
大手メーカーの洗剤には『野菜・果物、食器洗い』という表示があります。これが書いてあれば、野菜や果物を洗っても良いと言うことになります。
洗剤で食品を洗うことは間違っていない!?
先ほどもお話ししましたが、洗剤で野菜や米などを洗うことは「The家事ができない女」のように扱われていますが、野菜などを洗剤で洗うことは間違いではありません。
むしろ、洗剤メーカーも野菜や果物などが洗えることを前提に洗剤を作っています。ただし、「野菜・果物」などの表示がない洗剤を使うのはNGです。
なぜ野菜なども洗える洗剤を出しているのか?
これには歴史的経緯があります。昔の野菜や果物には回虫の卵が付着していたり、泥が付いたりしていました。
それらを安全に洗えるような「食物にも安全に使える洗剤」というのをウリにしたくて開発したという経緯があるのです。
我が家にも小さい子供が二人居ます。離乳食を始めた時はとても敏感になったものです。
「お米一つ、野菜一つで体調が悪くなったらどうしよう?」
「農薬などが付着していたら?」
などと不安が後を絶ちませんでした。現在3人目を妊娠中なので、3人目の時は安心できる洗剤を使おうと思っています!
野菜洗いに食器用洗剤を使っても安全なの?
実際に「果物・野菜」という表示がある洗剤でも、素人の私たちには「○○という成分が安全だから大丈夫!」ということはわかりませんよね?
そこで、食品にも使える洗剤に含まれている成分がなぜ安全と言えるのかを探っていきたいと思います。
中性洗剤~天然由来の成分
大手メーカーの「果物・野菜」と書かれている洗剤は、中身が中性洗剤だったり、ホタテの貝殻などの天然由来のアルカリ成分を使ったものなので、問題ないと言われています。
果物・野菜専用の洗剤
食器用洗剤とは別に、果物・野菜専用の洗剤も出ています。これらは主にホタテ由来の成分で作られていることが多いです。
体の健康を考慮した洗剤
野菜や果物に付着している農薬を除去したり、大腸菌類を殺菌する効果のある洗剤というものも販売されています。水で洗うだけでは健康被害があるかもしれないから心配だという人には良いですね。
ベビー用品に多い「野菜洗いもできる洗剤」
実は、ベビー用品のコーナーを見てみると、哺乳瓶を洗ったりする洗剤と一緒に「野菜洗いもできる洗剤」というものが多く並んでいます。
おそらく、離乳食を始める時期に野菜を安全にきれいに洗えるようにするための洗剤でしょう。赤ちゃんが食べるものに使えて安全ならば、子供や大人でも安全なように感じがします。
食器用洗剤を使うときの注意点
先ほどから、野菜を洗剤で洗うのは安全と話していますが、正しい使い方をして初めて安全と言えるものです。
そこで、野菜を洗う時に食器用洗剤を用いる場合、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?
- 表示を見よう
まずは、表示を確認しましょう。これは基本中の基本です。
「野菜・果物、食器洗い」という表示が書いてあるかどうかを見て下さい。天然由来の成分が使われているか、チェックできれば尚良いでしょう。
- 希釈する(洗剤による)
洗剤によりますが、野菜や果物を洗う場合は7mlの洗剤を1Lの水に希釈して使いましょう。また、希釈表示がある場合はその表示されている数字に従って薄めて下さい。
- 5分以上浸けない!
希釈水に5分以上浸けないようにしましょう。これも、洗剤によって指示が書いてあるかもしれませんので、浸けて良い時間を守って下さい。
- 十分にすすぐ
安全と言えど、使っているのは洗剤なので十分にすすいで下さいね!汚れが落ちても洗剤が残ってしまっていては、安全とは言えません。
洗濯用洗剤などと違い、口に入るものに使う洗剤ですから、記載されている表示などを守り正しく使用しましょう。私もついつい洗濯用洗剤などを多めに入れてしまう傾向にあるので、注意しなければなりませんね。
ところで…
「野菜洗いに使える洗剤」と書かれているものの、素人の私たちが表示を見て、本当に安全なのかどうかわかるでしょうか?
私は、正直難しいと思います。
試しに、先ほどの大手メーカーの食器用洗剤に書かれていた成分表示を改めて見てみましょう。
界面活性剤(38%、高級アルコール系(陰イオン)、アルキルヒドロキシスルホベタイン、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム、安定化剤、金属封鎖剤、除菌剤
難しいですよね。
「アルキルヒドロキシ‥‥って?」
「金属封鎖剤って、どんな成分?」
「除菌剤って大丈夫?」
これって、ほんとに安全なのかな‥???
というのが、私の率直な感想です。
う~~~ん、大手メーカーがそう書いているので間違いないかも知れませんが、この洗剤が「野菜・果物用」と言われても何だか心配になってきます。
問題なのは、私たち消費者が成分表示を見ても、それが「安全なのか、危険なのか」判断できないことではないでしょうか?
私は心配症なので、少し調べてみましたが「洗剤」である以上、複雑な化学物質である界面活性剤が必ず入っています。
現在の界面活性剤は、化学的な合成反応で人工的に作り出されたものが多いようです…
天然由来のものなら食べても大丈夫そうですが、
「飲み物ではありません」ってしっかり書かれていますよね!!
↓↓↓
う~~~~~~ん、やっぱり大丈夫な確信が持てません。
「洗剤」である以上、仕方のないことでしょうか‥
でも、安心してください!!
安全志向の私でも安心できそうな製品を見つけることができました!
なんと世の中には、
「野菜洗いの専用水」というものが売られています。
次は、これを掘り下げてご紹介しますね!
赤ちゃんにも安心して使える「野菜洗いの専用水」
野菜洗いの専用水『ベジセーフ』とは?
野菜洗いの専用水「ベジセーフ」は、99.9%『純水』で作られています。
注目すべきは、「洗剤」ではなくて「専用水」であるということ!
どういう製品かというと、マイナスイオンがプラスイオンの汚れを吸着して、汚れを落とすという優れものです。
製品の詳細はこちら↓ ※口コミ・評価等が後半に掲載されています。
野菜洗いの専用水「ベジセーフ」
それでは、ベジセーフの特徴を順番にみていきましょう。
どんな汚れも落としてくれるの?
アルカリイオン水素水を使って「残留農薬」や「添加物(果物についているワックス)」を除去してくれます。
食中毒対策にも効果的!
サルモネラ菌や大腸菌、インフルエンザ菌などの強力な菌などにも効果があります。これらは未然に防げるのであれば、防ぎたいものですね!
味や洗い残しの心配なし!
純粋で作られているので、味に変化が生じたり、洗い残しが気になったりすることもありません。
また、果物や野菜の食感を損なわないというだけでなく、新鮮さをよみがえらせてくれるという優れものです!
スプレータイプ
スプレータイプなので簡単に使えますし、お米にもまぶして炊くだけという手軽さです!
以上です。
「ベジセーフの使い方」は以下の動画でイメージできますが、簡単ですね!
※実は、ベジセーフはこの記事を執筆するにあたり調べた商品なのですが、とても安心安全で便利な製品だと思いました。成分が「純水」というだけで、かなり安全な感じがしますし、お米にも使えるとなれば言うことなしです。
うちの子たちはすぐ、胃腸風邪にかかってしまうので、他の感染症などを予防できるのであればすごく助かります!
「洗剤」に抵抗がある方はこちら↓
野菜洗いの専用水「ベジセーフ」
子供がいる家庭で、野菜専用洗剤や専用水を使うメリットは?
抵抗力が十分についている大人は、ある程度の菌や汚れには大丈夫そうですが、心配なのは子供達ですよね!
では、子供がいる家庭で、野菜専用洗剤や専用水を使うメリットというのは、どのようなことが挙げられるのでしょうか?
子供の体を守る
農薬や添加物の除去をしたり、食中毒予防をしたりできます。また、母乳育児をしている人や小さな子供がいる家庭では、衛生面に気を配るということも考えて、野菜専用洗剤や専用水を用いて欲しいものです。
外国産の食べ物も安全に
近年では、食べ物にも中国産などの外国産が大量に入ってきています。しかし、外国産の物は日本よりもチェック体制が甘かったり、安全基準が低かったりします。
そのため、安全とは言い難いものが多いので、そういった物も安心して口にできるようにするために野菜専用洗剤や専用水を使っていただきたいです。
子供は大人よりも敏感!?
野菜が嫌いであまり食べてくれない子供は、もしかしたら、味覚が敏感すぎて野菜や果物の表面に残った農薬や添加物の味に拒否反応を起こしているのかもそれません!
実際に、野菜専用洗剤や専用水できれいに洗った野菜なら喜んで食べる子供もいるようです。
子供に安全なものを口にしてもらいたいと願うのは当たり前のことですよね!そのために、野菜専用洗剤や専用水を使うということは、とても良い考えだと思いますよ。
私も、水洗いだけでは心配になることが多々ありますし、小さな虫が出てきたりした時にはその野菜を使おうかどうか迷ったりもします(虫が付いているのは美味しい証拠とは言いますが…)。
ましてや、今は妊娠中ということもあり、どんなものでも安全に取り入れていきたいので、前述したベジセーフのような商品を購入してみようと思います!
まとめ
では、最後にもう一度おさらいしていきましょう!
- 食器用洗剤でも「果物・野菜」の表示があれば、果物や野菜洗いに使える
- 希釈表示がある場合は、必ず希釈する
- 5分以上浸けない
- 十分にすすいで表面の洗剤を除去する
- 安全な洗剤を使うことは子供の健康を守る
- 「ベジセーフ」のような野菜洗いの専用水もある
昔に比べると、アトピーやアレルギーなどの子供が増えてきましたよね?「え!そんなものにまでアレルギー反応!?」と驚くことも少なくありません。
私も、上の子が保育園に入ってから、様々なアレルギーを聞きます。お弁当のおかずも安易に交換できないなど、少しかわいそうな気もしますよね。
ちなみにうちの子達は、今のところアレルギーは何にもありません!
これらのアレルギーは「残留農薬」や「添加物」の影響であるという説もあります。野菜や果物についている残留農薬や添加物を除去して子供たちのアレルギーを減らすことができるのであれば、安全な野菜専用洗剤や専用水を使うことを考えた方が良いのかもしれません。
また、抵抗力が弱い赤ちゃんの離乳食づくりにも重宝できるものです。野菜や果物の多くは、皮の近くの方が栄養がある、皮が一番栄養があるというものも多いので、皮ごとすりつぶすときに役立ちますね!