合格祈願シーズンですね!受験生の皆さんはどこに参拝するかはもう決めましたか?
また、新しい年を迎えるに当たって厄払いを考えている方も多いと思います。
全国の数多くある神社仏閣の中からどこに行こうか迷う方も少なくないのではないでしょうか?
数年前になりますが我が家の長男が数か月、出張で大阪に住んでいたことがありました。
彼は歴史が大好きで、厄払いにも必ず自分から行くという古風な性格でもあります。
休日には伝統ある場所に訪れたり、その土地ならではの料理を食べに行くのが楽しみだったそうで、よく写真も送ってくれました。
スピリチュアルは信じないので、私のことをよく頭にお花畑!とからかいますが、笑、先にも触れましたように厄払いやお墓参りは欠かさずに行きます。また、神社仏閣などの歴史的建造物が大好きな子です。(もう26なので子ではありませんが、笑)
そこで今回は、息子が教えてくれた大阪のパワースポットとしても人気の高い大阪天満宮をご紹介します!
パワースポット大阪天満宮の歴史とご利益
大阪県大阪市北区にある大阪天満宮は平安時代に創られた由緒ある神社です。
学問の神様である菅原道真公が祀られています。
「天満(てんま)の天神さん」と呼ばれ大阪府民から親しまれている神社でもあります。
長い歴史の中、7回もの火災に遭い、その度に多くの人々からの厚意によって再建されてきました。
現在の本殿は1843年から続いている建造物です。
第二次世界大戦では大阪は甚大な被害を受けましたが、氏子の方々が我が家よりも天神さん!という思いで命がけで守り抜いたのだそうです。
年間55万人の参拝客で賑わい、中でも日本三大祭りといわれる天神祭は有名です。
また、学問の神が祀られていることから、受験シーズンには合格祈願に訪れる参拝者が後を絶ちません。
えびす門から入り、すぐの場所に青銅の牛の像がありますが、この牛は天神さんのお使いと呼ばれており、頭を撫でると撫でた自分の頭が良くなるという言い伝えがあります。
また、登龍門を参拝すると立身出世するといういわれがあります。
合格祈願の御守りは絵馬・お札・御守りの3つのセットと「通り抜け」の入場券付きで¥3000で授与されています。
また、神宮でのご祈祷は¥10000からとなっています。
他にも大阪天満宮には、下記のようないわれがありますので参考にしてみて下さいね!
901年菅原道真が、藤原時平により九州大宰府へ配転(左遷)させられた際、同地にあった大将軍社に参詣した。903年に菅原道真が没した後、天神信仰が始まる。949年に大将軍社の前に7本の松が生え、霊光を放ったという奇譚(きたん)が都に伝わった。そのため村上天皇の勅命によって天満宮を建立させたのが始まりである。
菅原道真が生前すぐれた学者、歌人だったため学問の神様として、あがめられるようになった。
【出典: ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/ より】
星合橋(ほしあいはし)は良縁、縁結びのパワースポットとしても有名です。
7月7日に「最愛七夕祭り」も行われており、この日に恋人で訪れると絆が深まり永遠に結ばれるといわれています。
節分の日に厄払いをしてくれる大阪天満宮
大阪天満宮では、
立春が新年の初めの日として、節分の日が大晦日にあたるとされ、
「節分厄除け祭」が盛大に行われます。
当日は予約なしで、お払いができます。
下記の画像にある「祓幣」に
氏名、年齢をかいて、ご祈祷後
お焚き上げします。
*お炊き上げの際の炎にもパワーがあります。また、炎を見つめることは心身の癒しや活力補給に効果があると言われています。
祈祷料と受付時間を確認して出かけよう
大阪天満宮の節分厄除け大祭は、
節分の日の午後から行われます。
予約などもいらないのですが、
かなり混み合いますので
受付時間を
問い合わせてから、時間のゆとりを持って出かけましょう!
(混雑によっては、14:30から開始)
ご祈祷料:
厄払いは「午後3時~、午後4時~、午後5時~」と1時間置きに行われ、
ご祈祷料として「一名 千円」で厄払いができます。
読者様からのご好意で、ご祈祷料は「一名 2000円」になっているという情報がございました。ご注意ください。
下記の電話番号に確認してから行かれることを強くオススメします。
また、合格祈願の御守りは絵馬・お札・御守りの3つのセットと「通り抜け」の入場券付きで¥3000で授与されています。
節分の日以外の神宮でのご祈祷は¥10000からとなっています。
ご祈祷には予約は必要ありませんが、混み合うことを想定して時間のゆとりを持って出発することをオススメします。
TEL : 06-6353-0025
Email: info@tenjinsan.com
厄年っていつからあるの?
平安時代に生まれた弘法大師空海によって広められたといわれています。空海は厄年を転機(チャンス)に変える強い力を持っていたことで有名です。
古典文学の中にも厄年についての記載が数多く残されています。
男女の厄年が別々になったのは江戸時代からといわれており、その証拠として「和漢三才図会」には「今の俗男女厄を分つ、その拠るところを知らず、男四十ニを大厄とし。。。」との記載があります。
また、源氏物語の薄雲の巻では、「三十七にぞおわしましける。慎ませたもうべき御年なるに。。。」との記載があります。
他にも、「栄華物語」のかがやく藤壺の巻には「今年ぞ十三にならせたまいける、人のつつしむべき年にてもあり。。。」
「水鏡」の序には「慎しむべき年にて、すぎし如月の初牛の日龍蓋寺へ詣うで侍りて。。。三十三を過ぎ難し、相人なども申しあいたりしかば。。。」など厄年について触れています。
終わりに
我が家では息子高校受験の際に合格祈願のご祈祷を受けるため成田山新勝寺を参拝しました。
また、厄年のお祓いには長男は関東三大厄除け大師の一つである西新井大師に友人と共にお祓いを受けに行ったそうです。
私自身も幼いころから祖母と母が信仰が深い人であったため、初詣や厄払いなどは必ず連れて行かれた記憶があり、神社仏閣への参拝は母の趣味でもあったため、都内近郊の有名な神社仏閣によく一緒に参拝に訪れた思い出があります。
私自身の合格祈願には東京の学問の神、合格祈願で有名な湯島天神を友人と参拝し絵馬を結んできた記憶があります。
初詣には友人たちと年越しライブを観た後、明治神宮に訪れ何時間も並んで途中何回も居眠りしたことを覚えています。
厄年は難が起きやすい、災いが起きやすいと言われますが、空海がそうであったように人生の節目であり、何かを変えるきっかけの年でもあるのではないかなと私は思います。
また、人の思考は現実化されるというのも決して空想の世界の話ではなく、思い描いたように現象が起きる、そちらの方向に向かって思考と行動が動くという見解もあります。
厄年には他力本願ではなく、あくまで自分を主体として、節目には心や振る舞いを慎ましくし、これまでの人生を振り返り、人間的に磨きをかけるに相応しい年ではないかなと思います。
願いをかける以上に感謝の心で参拝したいですね!