学校や会社の飲み会や歓迎会でカラオケを歌う機会ってありませんか?
私の場合は、大学の先輩にビブラートをかけるのが、とっても上手な人がいました。
あれは生まれ持った才能なのか?それとも特殊なテクニックがあるのか?
興味があって調べてみたところ、ビブラートには、発声方法の「コツ」があるようなのです。
ちょっと練習して試してみるのも面白そうですね!!
3つのビブラート練習法(横隔膜+2つの組み合わせ)
ビブラートとは?
声にビブラートをかけるって?どのような事を言うのでしょう?
ビブラートとは、音の高さを細かく上下にふるわせるテクニックです。
子供のころ「宇宙人」の声まねをしたことはありませんか?
「我々は宇宙人だ」って言いながら、のどをたたいて声をふるわせて遊んだアレ!です。
かなり乱暴なやり方ですが、ビブラートがかかっていた・・・と言えるかも知れません(笑)。
3つのビブラートの練習法
練習しなくても自然と出来てしまう人・・・うらやましいです。
私の自慢は「巻き舌」です。でも、自慢だけあってやり過ぎるので「そんなに要らない」と言われてしまいます(泣)
さて、私もビブラートは肺活量が足りなくなった時に声がふるえるくらいしか出来ないので、ちょっと頑張って練習したいと思います。
ビブラートの練習法は色々ありました。とりあえずチャレンジしてみて自分に合った練習法を見つけましょう。
1. 横隔膜を動かす
暑い日に犬が口を開けて「ハッハッハッハッ・・・」と舌を出して息をしている様子が想像できますか?
まずは、ドギープレス(犬の呼吸法)を「マネ」をしてみましょう。
ただし、完全に犬になってはいけません。
犬とは異なり「横隔膜」を使いながら、ドギープレスを練習します。
横隔膜は、胸の少し下側、みぞおち付近にありますよ。
いかがでしょうか?
横隔膜が動く・・・分かりづらい時には、仰向けになって寝てみましょう。
「八ツ八ツ八ツ・・・」と息を吐くとお腹が上下しませんか?
お腹が動けば「横隔膜」も動いています。
「横隔膜」が動くのが分かるようになったら、次のステップです。
「あーーー」と声を出しながら「横隔膜」を動かしてみましょう。声がふるえませんか?
横隔膜の動かし方には、いろいろな練習法があります。
ここで、参考になりそうな動画をみつけました。
東京の音楽スクールでの横隔膜ビブラート練習動画をご紹介します。
出来るようになるまで、あきらめずに、恥ずかしがらずに声を出して練習してみましょう。
できるようになれば、ビブラートの第一段階突破です!
練習を重ねて楽に声をふるわせることが出来るように練習しましょう。
2. 母音を強調する
横隔膜ビブラートができるようになったら
「らーーーあぁあぁあぁ」「ア行」の音で練習するのが口がきれいに開きます。
母音を何度も強調するように声を出します。
私の場合はこの練習法の時点で納得できるビブラートになった気がします。
「あ」の音を強弱をつけるように「あぁあぁあぁ・・・」と繰り返してみましょう。
母音を意識するのと、意識しないのでは、全然違って聞こえるものです。
と言われても分からないと思いますので、こんな動画をみつけました。
後半で母音を「意識する」場合と「意識しない」場合の2通りの歌が収録されています。
いかがですか? 動画をみて「母音」を意識することの大切さが分かったと思います。
最後に音程を上下させてみましょう。
3. 音程を上下させる
例えば「シ」「シ♭」のように元の音と半音下(大体でOK!)を行ったり来たりします。
音は「あーーー」でやってみましょう。
まずは、「シ」の音で2秒くらい伸ばします。
次に「シ♭」の音を2秒くらい伸ばします。2つの音を等間隔で変えるのがコツです。2つの音の間隔をだんだん短くしていけばビブラートになっていきます。この時に、音が途切れないようにするのがコツです。
音程を上下させるビブラートは、以下の動画の3分35秒から収録されていますので、参考にしてくださいね。
動画トレーナーの方は、うたう整体師の方のようで、「横隔膜の振動+音程上下」をおすすめされています。
これから「横隔膜」と「肺活量」を鍛えなくちゃ!!ですね。
それでも出来ない人へのアドバイス
《???》
エッ!?全然分からない・・・というあなたには、「あーーー」と声を出したまま、あばら骨の下あたりをリズミカルに押してみましょう。
「我々は宇宙人だ」お腹バージョンです(笑)。
もちろん、お腹を押すのはきっかけです。最終的には「横隔膜」を使って声をゆらす練習へ持っていきましょうね。
《?????》
「あーーー」と声を出しながら、「あご」を上下に動かしてみましょう。
ビブラートがかけられましたか?
私は骨格標本になった気分になってしまって、この練習法はちょと合いませんでした。
それから、うがいをしながら舌を上下に動かすイメージで「レロレロレロレロ~」と発声する練習も良いそうです。
うがいのついでにやると恥ずかしくないかもですね!
カラオケでビブラートをかけるコツは??
カラオケで歌う時にビブラートがかけられたら・・・きっと上手に歌えるはず!!
カラオケで採点高得点を狙うには、必須テクニックです!
ビブラートをかけると言っても、ただ声をふるえさせるだけでは美しいビブラートとは言えません。
②音の揺れる速さと間隔を一定にする。
③音を途切れないようにする。
以上の3つが揃うと一般的なきれいなビブラートがかかるはずです。
では、3つの条件がクリア出来るように練習してみましょう。
カラオケで高得点を出すにはこんなコツも・・・。
ビブラートのかけ方が分かってきたら、実際に歌の中でビブラートをかけてみましょう。
カラオケで練習する時には、「エコー」を切って自分の声をしっかり確認しながら練習しましょう。自分で声の変化に気付けなければ「上達」出来ません。
自分の声をしっかり聞いてくださいね。
リラックスするのもコツの一つです。
力が入り過ぎると綺麗なビブラートになりません。
《高得点》を出すには、音程・リズム・表現力の順番で得点に影響があるようです。
原曲に忠実なメロディーとリズムで基礎点をゲット!さらに高得点を狙うなら、曲調に合わせて「抑揚(感情を込めて強弱をつける)」をつけて必用な箇所で「ビブラート」をかけます。
「ロングトーン」
声量が足りなくて音が消えてしまうと、せっかくビブラートをかけても点数が伸びません。「あーーー」と長く声を出せるように練習しましょう。
もちろん、この時に声がふるえたり(この場合はビブラートとは言いません。肺活量不足です。)、音量が均一になるように気をつけましょう。
「高いキーは頭頂を意識」
高いキーをキレイに出したい時には、頭のてっぺんに意識を持っていくと声が出やすくなります。それから、実際に上を向くと出やすくなります。
「しつこく何回も練習」
歌はしつこく何回も練習すると自然と上手に歌えるようになります。高得点を出したい時には繰り返し同じ歌を練習しましょう。
「喉の筋肉を鍛える」
ご紹介した方法で喉の筋肉が鍛えられると自分でうまく声帯を操ることができるようになります。
「成りきる]
音楽の世界に入り込むともいうそうですが、自分がアーティストに成りきる、演じるを意識するのも効果的だそうです。
《おまけ》
とりあえず「高得点」を出すことを目標にしてみましょう。
・よく原曲を聞いて音程を合わせる。(しつこく原曲を聴きまくると自然と音程が身につきます。)
・曲は短い方が得!!
※採点は「減点方式」です。減点を少なくするように狙っていきましょう。
・原曲の「キー」にはこだわらず、歌いやすい「キー」を設定しましょう。
「ビブラート判定機能」の付いたカラオケマシンで練習したり、「ボーカルガイド」のついた曲で音程を合わせる練習をするのも一つの方法です。客観的に判断できるので、安心して練習できそうですね。
なんだか、カラオケに行きたくなってきましたね。
まずは一人カラオケでしっかり練習して、皆をビックリさせちゃおうかなぁ~♪