新年は、新たな一年の目標を考えるいい機会です。
目標は、心で思っているだけではなく、
きちんと文字にすると、達成しやすくなるそうです。
文字にして目にし、具体的なイメージを頭に描くのが、
とても大切なことなのですね。
お正月に、目標を定めたら、
その決意を、書き初めで文字にしませんか?
今年のあなたの目標を、大きく筆で書いて、
見えるところにかかげてみましょう。
すがすがしい気持ちで新年をスタートできますよ。
新年の抱負におすすめ 書き初めにチャレンジ
書き初めというと、熟語や成語でないといけない、
きちんと漢字でかかないといけない、
という風に考えがちです。
もちろん、書道が得意な人や、
好きな四字熟語がある人は、
そういった書き初めも素晴らしいですね。
でも、堅苦しく考えなくてもいいんですよ。
新年の目標ですから、
「志望校合格」でもいいし、
「健康第一」でも、
「今年は痩せるぞ!」でもいいんです。
自分の目標を、自由に書いてみましょう。
あなたの好きな四字熟語は何?使える四字熟語一覧
自由に目標を書くのもいいですが、
少し書き初めらしくしたいなら、やはり四字熟語。
参考になりそうな、新年らしい四字熟語を探してみました。
「謹賀新年」
新年を祝うには、一番ふさわしい言葉ですね。
「心機一転」
新しい一年に向けて、心あらたに。
「順風満帆」
この一年が、帆に風を受けるように進みますように。
「無病息災」
健康でいることも大切な目標の一つ。
「家内安全」
家族の健康と平穏も、新年に祈りたいことですね。
「笑門来福」
笑う門には福きたる、です。
「長生安楽」
元気で長生きすれば、楽しい人生になります。
自慢したい座右の銘 カッコいい四字熟語は
カッコいい四字熟語を、さらりと書けるといいですね。
もしかして、座右の銘として、一つや二つ、
持っている人もいるかもしれません。
その熟語を紙に書いて、
あらためて目標に向かって頑張るのも、
ひとつの方法ですね。
何か達成したい目標がある人は、
「一意専心(いちいせんしん:一つのことに専念すること)」
などはどうでしょうか。
勝負ごとで達成したいことがある人は、
「力戦奮闘(りきせんふんとう:力の限り戦うこと)」
「旭日昇天(きょくじつしょうてん:勢力が盛んなこと)」
自分を正しく導きたい人は、
「因果応報(いんがおうほう:善悪どちらもそれに応じた報いがあること)」
「転禍為福(てんかいふく:災いを転じて福とすること)」
「謹厳実直(きんげんじっちょく:慎み深く真面目なこと)」
などはどうでしょう。
⇒新春恒例 全日本書き初め大展覧会
絆、前向き カッコいい二文字の言葉は?
皆さんがかっこい思う、二文字の言葉。定番から
「絆(きずな)」「前向き」を感じられるものを
まとめてみました。
「新春」
「迎春」
「感謝」
「友情」
「仲間」
「家族」
「希望」
「必然」
「前進」
「堂々」
「挑戦」
「突破」
「精進」
「健康」
などはどうでしょうか。
★小学生~高校生編が気になる方こちら↓
書き初めで書く言葉!力強い四字熟語集【小学生~大人まで】
関東だけ?書き初めに使う半紙のサイズの違い
【出典:http://www.ac-illust.com/】
最後にマメ知識をひとつ。
書き初めに使う紙のサイズは、
もちろんいつもの書道に使うサイズでもかまいません。
四字熟語が、ぴったりおさまるサイズです。
ただ、縦に長い半紙も、
書き初めらしくて、とてもいいものです。
あの長い半紙、実はいくつかサイズが違うものがあるって、
知っていましたか?
全国の学校で一番よく使われているのは、
いつものお稽古用の習字用紙を、
縦に三枚ならべたサイズ。
だいたい 240mm×1000mm です。
本格的な書道をする人は、
半切りサイズといって、350mm×1350mm のものを、
書き初めなどに使うことがあります。
さらに関東では、ほんの少しずつ長さが違い、
東京では 270mm×1015mm。
千葉では 220mm×830mm。
埼玉では 260mm×780mm。
知らずに隣の都市のものを使っていると、
並べたときにびっくりしてしまいそうですね。
ライター:のあ