ピアノ初心者が、
ゼロからピアノを独学するための、
大人のピアノ初心者講座です。
今回は、
楽譜の読み方を
もうすこし詳しく見ていきましょう。
譜面の読み方が分かってきたら、
独学も楽になりますので、
基本をおぼえるまでは少しだけ、
がまんして勉強してくださいね。
【大人のピアノ初心者】楽譜に慣れる:ト音記号とヘ音記号
音符には、
ト音記号とヘ音記号があります。
ト音記号は有名ですね。
それから、
こちらがヘ音記号です。
ト音記号は
高音部分の楽譜をあらわし、
ヘ音記号は
低音部分の楽譜をあらわしています。
右手の譜面にはト音記号、
左手の譜面にはヘ音記号が
使われることが多いのです。
長いピアノの端から端までを
一つの音符にのせるのは難しいので、
こうやって
高音部と低音部を分けているんですね。
楽譜の読み方は、
またあとで勉強することにして、
ここでは、
ト音記号が高音部の楽譜で、
ヘ音記号が低音部、
ということだけ覚えておいてくださいね。
⇒ヘ音記号の楽譜の読み方1(中央のド)♪なっちゃん先生音楽レッスン
【大人のピアノ初心者】楽譜に慣れる:譜面にある分数はなに?!
楽譜には、
一番左に
「4分の4」とか、
「8分の3」とか、
分数が書いてあります。
上記の楽譜では
「2分の3」
と書いてありますね。
これは、
「1小節(縦線から縦線までの一区切り)は、
どの音符が、
いくつはいる長さか」
という説明です。
つまり上記は、
「1小節は、二分音符が、3つ入る長さ」
という意味。
(ただし、
左端の1小節目は長さの決まりがありませんので、
二分音符1つしか入っていませんね)
初心者用の楽譜には、
「4分の4」
が書いてあることが多いと思いますので、
まず、
1小節の中に四分音符4つ、
と覚えてくださいね。
【大人のピアノ初心者】楽譜に慣れる:♭と♯は黒鍵の出番
さて、もう一つ、
上記の楽譜の中で読み取れるものがありますね。
これが「シャープ」。
半音階あがる、
という意味です。
ピアノの鍵盤には、
白鍵と黒鍵がありますが、
楽譜は白鍵を基本にして書かれています。
たとえばドの音に、
このシャープがついていたら、
ドのすぐ右隣の黒鍵が
「ドのシャープ」
です。
これが「フラット」。
半音階さがる、
という意味です。
白鍵のすぐ左隣にさがった黒鍵が
「フラット」
です。
【出典:http://azukichi.net/melody.html】
そして最後に、
これが「ナチュラル」。
半音階あげた、
または半音階さがった音を、
元の白鍵の音に戻します、
という意味です。
シャープやフラットの表記は、
基本の音階として
楽譜の一番初めに書かれていることもありますし、
一部だけをシャープやフラットにするために、
楽譜の途中で、
シャープやフラットがつけられることもありますよ。
続きの記事はこちら↓
【大人のピアノ初心者】6.フォルテとは?「ド」の位置は?
まとめはこちらから↓
【大人のピアノ初心者】(全13回)のまとめ
指が思うように動かない人はこちら↓ 筆者のおすすめ教材①
ピアノ指・習得プログラム【国立音楽大学卒の一流講師陣 監修】
もっとしっかり学びたい人はこちら↓ 筆者のおすすめ教材②
【ピアノ3弾セット】30日でマスターするピアノ教本&DVDセット