突然ですが筆者、今ダイエット中なんです~(えっ?興味無い?)
でも、大の甘党である私がおやつを我慢するのは、
本当に大変~~><
でも、あまり我慢ばかりしてるのもストレスでかえって良くない!
(反動でドカ食いしてしまいそうで・・・汗)
そこで、おやつに和菓子を食べることにしたんです。
なんでも、女優の上戸彩さんも以前ダイエットで
あんこを選んで食べていたのだそうで。
あんこを食べ続けていれば、いつかきっと筆者も上戸さんのように・・(無理だYO!!)
食物繊維を豊富に含むあんこは、血糖値の上昇も緩やかにし、
脂肪の蓄積を抑えてくれるだけでなく、腸内環境も整えてくれるのだそう☆
そんなに素晴らしい物ならと、毎日食べるべく、
あんこを大量に手作りしてみたのでしたが、
これってどのくらい日持ちするのかしら・・?
そういえば、あんこって結構足が早いって
どこかで聞いたことがあったような・・・
という事で、本記事では、
あんこの賞味期限について、色々と調べてみることにしました!
あんこの賞味期限はどのくらいなの?
あんこの賞味期限は餡に含まれる糖質の割合によって異なります。
- 市販品の場合
市販で味付け済みのあんこは、非常に糖度が高いので、一週間くらい持つ物もあるようですが、通常、常温では2日くらい、冷蔵庫では3~4日位が限度でしょう。
- 手作りの場合
手作りのあんこは、市販品に比べて甘さ控えめにすることが多く痛みやすいです。
特に糖度50%以下の場合は、できるだけ速やかに(出来れば当日中に)、冷蔵庫に入れても翌日には食べきった方が良いでしょう。
あんこが賞味期限を過ぎるとどうなる?
では、賞味期限を過ぎたあんこは、一体どうなっていくのでしょうか?
と、この状態で食してしまうと、
セレウス菌・黄色ブドウ球菌・ノロウイルスなど毒素型の食中毒になってしまい、
嘔吐、腹痛、下痢、発熱といった症状が、時には激しく起こることも。
まれですが、場合によっては死亡してしまうこともあり、注意が必要です。
いわゆる「美味しく食べられる期限」です。
消費期限というのは、食べてなにか体に害がでる可能性のある期限、
いわゆる「安心して食べられる期限」です。
あんこに限ったことではないのですが、
あんこは特にこの消費期限を守った方が良い食品といえるでしょう。
それでも食べたいときは熱処理が有効?
賞味期限の短いあんこもの、しかも開封済みでパックなどもしてなかった場合。
それでも食べたい!けどちょっと心配・・といった時は
「熱処理」するのも一つの方法です。
たい焼きはオーブントースターで焼いたり、電子レンジで40秒くらい加熱しても。
(レンジの場合、あんこが熱くなりすぎて皮を破って爆発することがあるので気をつけて!)
多くの菌は熱で死滅するので、安心して食べることができます。
臭いはしないけど、ちょっと味が落ちたかな?とう場合なども
もう一度火を通すと美味しくなりますので、試してみてくださいね。
ですが、前述した、食中毒を引き起こす「セレウス菌」などは加熱しても死滅せず、
すでにそういった菌が繁殖した後の場合、全く意味がありませんので、
あくまでも自己責任で!慎重に行ってくださいね!
あんこは冷凍保存するのが一番!
あんこは足が早いと聞いてはいたけど、そこまでだとは・・・!!
じゃあ、この大量に作ってしまったあんこは、どうしたらいいの~??
(あんこって手作りすると、大量になってしまいがちですよね・・)
そんな時には、冷凍保存がおすすめ!
冷凍保存すれば2~3ヶ月間は長期保存出来るので、
また少しだけ使いたいという時などにも便利です。
おすすめの保存方法
- 平たく小分けにしてきっちりラップし、
まとめて冷凍用フリーザーパックに入れて保存
(一番スタンダードな方法です)
- あんこを製氷皿に入れ、ラップをして凍らせ、
凍ったら冷凍用フリーザーバッグに入れて保存
(あんパンなど、後から加熱して使用する場合、そのまま包んだりできて便利)
- あんこを冷凍用フリーザーバッグに入れ、平らにならし、
箸などで、好きな大きさに袋の上からスジを付けて冷凍保存。
(欲しい分だけポキっと割って取り出し使用できます)
冷凍すると霜がはり、作りたてのあんこの小豆の香りが飛び、
冷蔵庫の臭いがつきやすくなってしまうため、
空気を抜いて冷凍することがとても重要です。
また、冷凍する際、庫内の温度が上がるので、他の冷凍食品が傷みやすくなってしまうので、
冷凍庫が2つあるようなものなら急速冷凍できるコーナーに保存すると良いでしょう。
冷凍しても、やはり風味は落ちていきますから、
なるべく早めに使い切りるようにしましょう。
冷凍あんこの美味しい食べ方
冷凍したあんこは、やはり自然解凍して食べるのが一番美味しく食べられます。
ですが、急いでいる時や、水分が多く、あんこの硬さを調整したい場合などは、
電子レンジや鍋で解凍しても良いでしょう。
ぜんざいに使う際や少し柔らかくしてお菓子を作りたい場合は、
少し水を入れた鍋で解凍しながら煮るのも良いですね。
一度煮ると、気になる冷凍臭も取れるのでおすすめです!
あんこ菓子の賞味期限は、菓子の種類によって異なる
あんこを使用した菓子にも色々あり、
種類によって保存方法がや解凍方法、賞味期限も異なります。
あんころ餅(赤福など)、おはぎなど
一つずつラップで包み、冷凍用フリーザーパックに入れて保存。
どの和菓子も、このやり方が基本かと思うのですが、
赤福を冷凍保存する際、一つ一つラップするのが面倒な筆者は、
赤福をそのまま冷凍庫に1,2時間ほど入れて(あまり冷凍し過ぎないように)
取り出し、一つ一つにばらし、フリーザーバッグに入れ、
空気を抜き、冷凍庫へ・・・
という方法で保存しているのですが、より簡単でおすすめです。
解凍は自然解凍がおすすめですが、
レンジで20秒ほど温めても美味しく頂けます。
大福
一つずつラップで包み、冷凍用フリーザーパックに入れて保存。
(やはりこれが基本です)
解凍もやはり自然解凍が美味しいですが、
解凍後に電子レンジで10秒くらい温めると、
餅が柔らかくなって、更に美味しくなりおすすめです。
温め過ぎると、餅が溶けて餡が爆発してしまうので、気を付けてくださいね。
今川焼、たい焼きなど
こちらも一つずつ包み、冷凍用フリーザーパックに入れて保存。
解凍する時は、ラップのままレンジで温めれば良いのですが、
短めにレンジで温めて、その後トースターで更に少し温めれば、
出来立てに近い味が楽しめて、おすすめです♪
最後の賞味期限は自分の味覚
以上のように、あんこを使った菓子は、冷凍保存が有効であるので、
すぐに食べないと思ったら、冷凍してしまうのが良いですね。
その前に食べる際、ちょっと痛んでるかも・・?と判断に迷った際は、
決して無理をせず、少しでも酸っぱかったりしたら即廃棄しましょう。
まとめ
では最後に、これまでのまとめを。
- あんこの賞味期限は短い。
- 甘さ控えめの手作りあんこは特に短い。
- 消費期限を超え、痛んだあんこを食べると毒素型の食中毒になってしまい、とても危険
- ちょっと痛んでるかも?程度の場合は、熱を加えるのも有効。
(食中毒の毒素には無効なので注意!) - あんこを使った菓子は、冷凍保存が有効であるので、すぐに食べないと思ったら、冷凍してしまうと良い
- 怪しいと思ったら無理しない。
最後は自己判断で!
以上です。
あんこの食中毒は割と頻繁に報告されており、
毒素が強いほど激しい症状になり、とても危険です。
手作りはもちろん、市販の物も出来るだけ早く食べ切り、
すぐに食べないものは冷凍保存!と覚えておきましょう。