血液検査料金の相場は?3割負担の保険適用はあるの?

突然ですが、あなたは毎年決まった時期に健康診断を受けていますか?
 
私は……受けていません(^^;
 
専業主婦になってからは重い腰が上がらず、「赤ちゃんは連れていけないし、妊娠初期の検査で色々調べたし…、まぁいっか☆」と先延ばしにしてばかりいました。けれど今年は一念発起!子どもは幼稚園に行っているし、主人の会社から補助が出るということもあって数年ぶりに健康診断を受けてきました。
 
健康診断の料金と補助の差額は自腹で支払ってきたのですが、その時に「この料金で血液検査ぐらいなら受けられそうだな」と思いました。
 
個人で健康診断を受けると高額ですし、時間もかかってしまいます。そういう大掛かりな検査は2~3年ごとにして、毎年の検査は近くの医院で血液検査のみに留めてみるのもいいかも?
 

 
というわけで今回は「血液検査料金の相場は?3割負担の保険適用はあるの?」というテーマです。
 
気になる料金相場はもちろんのこと、
 

  • 血液検査の料金を安くする方法
  • 再検査の時って料金はどうなるの?
  • 子どもの検査料金は大人とは違うの?

 
といった内容を、分かりやすくまとめていきます。
 
風邪だと思って診察を受け、「念のために血液検査をしましょう」と言われてドキっ!としたことはありませんか?「手持ちの現金で足りるかなぁ?」と慌てないためにも、血液検査の料金ぐらいは頭に入れておきたいところ。
 
またコレステロール値や血糖値、γ‐GTP値など、目に見えない身体の変化は検査で調べないと分からないものです。病気になってしまう前に、きちんと検査して健康に気を配っていたいですよね。

 
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血液検査料金の相場は?3割負担の保険適用はあるの?

健康診断とは自由診療といって、健康保険や診療報酬が適用されない診療にあたります。病気の治療のためではなく、健康管理のための検査だとみなされると保険適用外なんですね。なので健康診断の料金設定は各病院の自由となり、かかる費用は施設と診断内容によって様々です。
 
保険適用外の場合の健康診断の費用は診断内容によって3,000円~20,000円くらいまでと幅広く設定されていますので、気軽に申し込んだら予想以上に高額だったということもありえます。「保険適用の感覚で生活習慣病予防健診を受けたら1万円を超えてしまって驚いた」とならないように、申し込む段階で検査項目や料金をよく確認しておくと良いですね。
 
また人間ドックで行う健康診断の場合は検査項目も多く、保険適用外で4万~6万円とお高めの相場です。なかなか気軽に払える金額ではありませんし、後になって「あれも調べておけばよかった…」なんてことにならないようにしたいですね。
 
例えば「血中のコレステロール値が一番気になる」とか「胃腸を重点的に調べたい」とか「親や祖父母がかかった病気に自分もかかりやすいか調べたい」など、自分で気になっている項目の検査が受けられるかを基準にして、どこの病院で検査を受けるかを決めてもいいと思います。
 

 
 

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保険適用の血液検査料金はこれくらい!

 

基本的な項目の血液検査なら数千円で、1万円は越えない程度です。

 
体調不良を訴えた場合など、医師が治療のために血液検査が必要と認めれば「保険適用」になり、3割負担で済みます。もちろん実際に気になる症状があって行く事が前提です。
 
内科でも皮膚科でも整形外科でも血液検査は受けられますが、訴えた症状に合わせて調べる検査項目が変わるので、内科で受けた検査と皮膚科で受けた検査で料金が同じとは限りません。
 
例えば私は咳が続き、かなり喉が腫れた状態で高熱が出た時に医院で血液検査を受けました。これは炎症反応を調べるための血液検査でしたので、治療のための保険適用の検査になりました。もちろん、手持ちの現金で払える程度でしたよ。何について調べるかにもよりますが、私が今までに受けたものは、保険適用で2,000円前後で済むことが多かったと記憶しています。
 
ちなみに私がつい先日受けた、健康診断で行った血液検査の項目がこちらです。
 

 
血液検査の対象項目について医師と相談する場合は、健康診断で行う検査を参考に、一般的な検査内容にしておくと毎年の結果を比較しやすいですね。
 
次は一般的な検査ではなく、特定の症状に対して調べる保険適用の血液検査の例を少しご紹介します。
 
 
保険適用の血液検査料金の例
 

症 状
更年期障害 血液検査でホルモン量を調べるが、保険がきくので5,000円前後が相場で、せいぜい1万円以下
アレルギー 初診料込みで保険3割適用なら5,000〜6,000円程度だが、1回の検査の保険適用枠は13項目と決まっている
がん 腫瘍マーカーという血液検査でも特殊な検査を行うが、種類が多く検査項目によって料金が変動する

 

  • 更年期障害の症状を訴え出た場合
    内科を受診したか婦人科を受診したかによっても変わってきますが、5,000円前後が目安です。他の病気の疑いもある場合は検査項目も増えますが、特定の症状について調べるだけなので、大抵は1万円以下で済むんじゃないかと思います。
     
  • アレルギー症状を訴た場合
    一般的に行っている血液検査ならば、保険適用の範囲で対象を13項目まで自由に選んで調べることができます。血液検査の他にも初診料や処方料といった費用もありますので、大まかに5,000円~6,000円程度を見込んでおくのが良いでしょう。ちなみにこの検査は、だいたい1週間前後で結果が出るようです。最近は「MAST36」という即時型のアレルギーの血液検査があり、検査対象は自由に選べませんが36種類まで保険で検査できるのだそうです。費用はこの検査のみで5,000円前後。それプラス初診料や処方料なども加わってきますし、検査したい項目が少ない場合にはMAST36を使わずに個別に検査した方が安く済ませられます。
     
  • がんの症状を訴た場合
    腫瘍マーカーという血液検査の中でも特殊な方法を行います。腫瘍マーカーとは”がん細胞が作り出す物質”のことで、ホルモンやタンパク質などがあります。この方法は「何か特定の物質が極端に多くなっていたら、それを生み出すがん細胞が存在している可能性が高い」という考えのもと、がんの診断や治療効果を測るための検査です。腫瘍マーカーには非常に多くの種類があり、どの項目を検査するかによって費用が変わってきます。基本的にはがんを疑う症状がある場合に医師が必要と認めた検査を行うため保険適用で受けられ、1種類なら1,000円前後が目安です。健康診断ではオプションとして追加することも多いのですが、健康診断(人間ドック)で行う検査なら保険の適用はありません。
     
    加えて腫瘍マーカーは偽陽性の場合も多く、反対にがんであっても陰性の場合もありますから、あくまでがんの可能性があるかどうかの目安にすぎません。健康診断の結果が正常範囲内でも、気になる症状があれば病院を受診してくださいね。
     
    またがんの判定は血液検査だけではなく、画像診断の結果なども併せて総合的に判断します。血液検査の他にも費用がかかるので、注意してくださいね。

 

 
 

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再検査の場合、料金はどうなるの?

健康診断で再検査の通知を受けて検査した場合、大抵は安くなったと感じるでしょうね。
 
なぜならば、再検査は「治療が必要だから詳しく調べてみよう」「病気かもしれないから詳しく調べてみよう」という目的で行うため、保険適用になるからです。
 
また同じ医療機関で再検査を受けるのであれば初診料が不要になります。
 
さらに今まで検査した結果を転用して判断する場合、不要な検査項目を省けるので金額は低くなるでしょう。
 
もしも「かかりつけの個人院などで健康診断を受け、大病院で再検査を受ける」という流れなら、必ず紹介状を書いてもらいましょう。医院から予約を入れてくれることもありますし、不要な検査や問診を省き、費用を安く抑えられる場合があります。
 
 

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子どもや赤ちゃんの血液型検査の料金は?

子どもや赤ちゃんの血液型検査の料金は、”保険適用外”でも1,000~3,000円前後が目安ですが、医療機関によって金額には多少差があります。
 
保険適用なら、自治体によっては子どもの医療費助成を行っているので、場合によっては個人負担が0円ということもありますね。
 
ちなみに子どもの場合は血液型が定まっていない可能性があるということはご存知ですか?
 
人間の体のなかには色々な血液型の赤血球があり、一番多い赤血球が血液型になるのですが、生まれたばかりの赤ちゃんの血液はさい帯血なので、成長するに従って変わってくる可能性があるんです。
 
だからと言って、幼稚園や小学校の健康調査などで書類に血液型を記入するためだけに血液検査をする必要はありません。
 

提出する書類には「不明」と書いておけばOKですよ。

 

 
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血液検査料金を安くする方法はあるの?

体調不良で医療機関を受診する際に症状があちこちの部位に渡る場合は、血液検査の項目もおのずと増えてしまいます。
 
そういう時は、まず一番気になる部位と症状を伝えましょう。医師から他の部位についての質問があれば答えるようにすれば、必要以上の検査項目を受ける事にはならず、血液検査の費用も抑えることができます。一番強い症状が出るところから大まかに原因を予想して検査を行えば特定もしやすいですし、そこから医師が一番疑わしい病気の副産物として他の症状が出ていないか確認していくこともできます。
 
また血液検査自体を断る権利は患者側にあるので、「そんなに多くの項目を検査しなくて良い」という理由で検査を取りやめてしまうこともできます。ただし検査をしなかったがために病状が把握できず、病気が進行してしまうリスクもあるなど、自分に不利益が生じる可能性があると肝に命じておく事!
 
多くの項目を検査するとなると、金額はどうしても上がってしまいます。毎年検査を受けるのが負担に感じても仕方がありませんよね。
 
もしも費用を抑えたいのなら、こんな方法があります。
 
 

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料金負担0円の血液検査!人助けにもなります

16歳以上69歳までであれば、無料で血液検査ができる方法というのが、
 
献血です。
 

 
採取した血液を他の人に輸血する際に不具合が生じないよう検査しますので、血液型はもちろん、一般の健康診断と同じ項目の数値がわかります。400 ccの献血なら血液算定や肝炎、梅毒、電解質…それ以外にコレステロールや肝機能もデーターも取得可能です。
 

検査結果も後日郵送で送ってもらえますし、
血液検査を兼ねて献血を受けるという選択肢を加えてみてはいかがでしょうか。

 
ただし、ここ数年内に指定された外国の渡航歴があったり、常用している薬の種類によっては献血を断られる可能性があります。女性ならプラセンタ注射をしている場合も注意が必要です。
 
ちなみに私は以前、献血前の簡易検査で「赤血球の数が少なすぎるから献血不可」となりました。人に分け与える前に、まずは自分に必要な分を作れるようになりなさいという旨の優しいお言葉をいただきましたよ(笑)
 
「献血を断られた場合は諦めて病院で検査を受けることにして、とりあえず行ってみよう」ぐらいの気軽さで検討してみてください。
 
なお献血についての注意書きなどは、下記のサイトのQAを参照してくださいね。
 
日本赤十字社 献血のQ&A
 

まとめ

 

  • 健康診断など健康管理を目的とした検査は保険適用外であるため、高額になる
  • 保険が適用されるのは治療や病気の診断を目的とする場合のみ
  • 一般的な検査項目ならば、健康診断の血液検査は数千円~1万円程度
  • 血液検査は目的によって検査内容を変えられるので、受診した診療科によっても料金が変わる
  • アレルギーなど特定の症状に対して行う検査は保険適用でも少し高めになることが多い
  • 再検査は病気の疑いがあるので保険適用になることが多い
  • 子どもの血液検査は保険適用外でも1,000円~3,000円が相場
  • 子どもの検査は保険適用の他に自治体の医療費助成があるため料金は様々になる
  • 気になる症状がたくさんある場合、一番気になる部位や症状を伝えると良い
  • 料金を安く済ませたいなら、献血をするのも一つの手段

 
こうしてまとめてきましたが、血液検査は「全国一律で●●円」という決められた金額ではないので、概算で考えておく必要があります。大体の検査の金額に、初診料や処方薬の金額なども加味してお財布の中にある程度の金額は入れておくと安心です。
 
どんな内容の血液検査になるかは医師の判断によりますので細かい金額までは予想できませんが、どんな症状が出て何科にかかるか、健康診断として受けるかによって大まかに見積もっておくことはできますね。
 
また急な受診で手持ちが気になるなら、病院で血液検査を受ける場合、診断時に検査費用がどれくらいになるかを聞けば概算は教えてもらえるはずですよ。
 
保険適用で3割負担になるとはいえ、保険証がないと一時的に全額を支払って後日の返金となってしまいます。全額の支払いですと予想以上に高額になってしまうこともあるので、病院に行く時には保険証を忘れないように気をつけてくださいね!
 
自分自身ですら、なかなか気づけない身体の中の変化。辛い症状が出る前に早めに対処しておきたいものです。定期的な検査を受けたり、気になったら医師に相談したりと、健康管理を怠らずにいたいですね。

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