コンビニ弁当の消費期限が過ぎた!危険?大丈夫?

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料理・食材(to Yosemite)

あぁ、さっき食べたコンビニのエビグラタン美味しかったなぁ……

あ、筆者はコンビニ弁当の中でもエビグラタンが1番好きなんです。コンビニ弁当だと思えないくらい美味しい!毎日食べても飽きないと思っているくらい大好きです(笑)

近年、どんどん美味しくなってきているコンビニ弁当。味も見かけもかなり本格的になってきています。皆さんも是非、エビグラタンを食べてみて下さい。その辺の飲食店に負けないくらい美味しいですよ!なんて、しつこいですよね(笑)

ところで、そんなコンビニ弁当にまつわるこの様な話を聞いた事は有りませんか?

「コンビニ弁当には消費期限を過ぎても全く腐らないらしい」

筆者も何度か耳にした事があります。果たして、この話は本当なのでしょうか。

という事で、今回はコンビニ弁当の消費期限について調べてみました。

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コンビニ弁当の消費期限はどう決める?1分でも過ぎたら危険?

お気付きになられた事は有りますでしょうか。

コンビニ弁当に記載されている消費期限は「時間単位」という事を。
例えば下の画像を見て下さい。午後「3時」になっていますよね..

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では、ここまで厳密に定められている消費期限はどのようにして設定されているのでしょうか。

まず、どの食品にも共通する消費期限の設定方法を以下に示します。

 

1. 科学的手法(官能検査・微生物検査・理化学検査)
2. 準科学的方法(官能検査・微生物検査)
3. 他社類似品参照

「官能検査」とは、製造後の風味の変化が許容される時間経過を見極める検査で、実際に食べてみて味に変化が有るかどうかを調べる方法です。

「微生物検査」とは、大腸菌等の菌やカビの存在有無やその量が製造後時間経過とともにどう推移するかを検査し、許容範囲の日数・時間を調べる検査です。

「理化学検査」とは、分析機器・薬剤を使用した成分の変化を測定する検査の事を指します。商品中の油分酸化進行度合・ビタミンC等の成分分解進行度合や、科学的変化を測定します。

 

む…難しいですね。。

簡単に言うと、商品そのものを時間を置いて検査していき、

大腸菌等の菌の増え具合等や、実際食してみて、味や匂い、食感を見て判断するという事。

その様な事を踏まえ、コンビニ弁当の消費期限は、常温保存品で製造から8時間後、チルド保存品で製造から20時間後に設定されているようです。

期限が切れてしまったコンビニ弁当は菌の繁殖が進み、食べてしまうと腹痛や下痢、嘔吐などのリスクが高まります。

しかし、だからといって消費期限が1分でも過ぎたら危険だという事はありません。その事については、後ほど書いていきたいと思います。

実際のところコンビニ弁当の消費期限は、時間よりも、「保存状態」で決まる。

先ほども書きましたが、
「コンビニ弁当には消費期限を過ぎても腐らないらしい」という話

これは本当なのでしょうか。

いいえ、腐ります。はい、腐りますよ。バッチリ見事に腐ります(笑)

しかし、実はその話、あながち間違いでは無いのです。
記載された消費期限、保存状態によっては少し位過ぎても持つ場合があります。

コンビニ弁当に限らず、どの食品にも共通して言えることですが、やはり長時間常温のまま置いていたり、高温多湿な場所に置いていると腐敗が早く進みます。

しかし、冷蔵庫へ入れるなど、涼しい場所に保管している事で持ちは大分良くなるのです。コンビニ弁当も同じです。

購入してから、封を開けず、すぐに冷蔵庫へ入れておくことで、消費期限を少し過ぎても問題なく食べる事が出来ます。

データーを集めてみたところ、消費期限を過ぎても、平均して2日位は安全に食べることが出来るみたいです。(平均ということは、例外もあるということですのでご注意ください)

ただ、やはり消費期限が過ぎてしまったものを食べると言うのは気持ちの良いものではありません。多少なりとも味は落ちてしまうだろうし、もしものことがあったときに後悔したくありませんよね。

やはり、コンビニ弁当であってもきちんと消費期限を守って食べる事が1番です。どうしても、消費期限が過ぎてしまったコンビニ弁当を食べる際は自己責任だということを忘れないで下さい。

 

コンビニ弁当の疑問!消費期限と賞味期限の違いって?

食品を買う際に、消費期限とは別に賞味期限というものが記載されている事をご存知でしょうか。

この消費期限と賞味期限の違い、あまりよく理解されていない方も多いと思います。コンビニ弁当に限らず、すべての加工食品を購入するにあたってこの双方の違いをきちんと把握しておく事はとても重要な事です。まずは期限表示の意味を充分に理解しておきましょう。

先ほどからお話しています【消費期限】とは、表示されている方法により保存されていた場合において、食べても安全な期限を示しています。消費期限内に食べるようにし、期限を過ぎたら食べない方が良いとされています。

一方の【賞味期限】とは、表示されている方法により保存されていた場合において、美味しく食べることが出来る期限を示しています。期限以内であれば美味しく食べられるということであり、賞味期限を過ぎたらといって食べる事が出来なくなるという訳ではありません。

簡単に言うと

消費期限は「安全に食べることが出来る期限」
賞味期限は「おいしく食べることが出来る期限」

 

ということです。

ただし、消費期限、賞味期限ともに共通して言えることですが「開封していない状態で表示されている保存方法に従って保存されていた場合」という大前提のもとでの期限表示でありますので、一度開封してしまった食品については期限内であっても早めに食べるようにしましょう。

消費期限切れのコンビニ弁当が捨てられない!そんなときのお助け法

分かります!この気持ち、とてもよく分かります!!

捨てられないんですよ、勿体無くて……期限が切れている、けれども捨てられない……だって680円もしたんだもの……ってね(笑)

なかなかいい値段するんですよ、コンビニ弁当…でも大丈夫。そんな時の経験的なお助け法が有るのです!

その方法を覚えていれば、いざ消費期限が過ぎてしまっても捨てずに消費する事が出来ると思います。

まずは、賞味期限が切れてしまっても食べる事が出来る状態を保つことが大切です。

※注意)以下、お試しの際は、個人の責任でお願いいたします。

  1. 購入した際は、高温多湿な場所を避け、すぐに冷蔵庫に入れて保管する。
  2. 冷蔵庫の中は温度を低温に保つ為、物を詰め込みすぎない様にする。
  3. 食べるまで、絶対に開封しない(一度、開封すると腐敗が急速に進みます)。
  4. 食べる前に、とりあえずクンクンしてみましょう。クンクンクンクン(笑)

 

以上、少しでも変な匂いがすればアウトです。それと、必ず目で見て変色箇所が無いかというのも確認して下さい。

そして、最後に、充分に加熱する事が重要です。

電子レンジで加熱する際は、途中でよくかき混ぜる等して、きちんと中まで熱が通るようにしましょう。

また、フライパンで炒め直すという方法も、まんべんなく中まで熱が通るのでお勧めです。

一度冷めてしまった弁当も炒め直すと作りたてのような風味が蘇って、さらに美味しくなったりもするんですよ。

ここで参考動画を紹介しておきます。こちらの動画でも「加熱」という処理を実施していますよね。

余談になりますが、もしお時間が許されるのであれば、少し手間はかかりますがアレンジを加えてみて下さい

例えば、唐揚げはもう一度油で軽く揚げ、甘酸っぱい香味ダレをかけると、絶品!油淋鶏になります。固くなってしまったご飯は、だし汁に入れ少し煮込んでから卵、ネギや海苔なんかを入れて雑炊にアレンジ出来ます。是非、試してみて下さい。

 

すぐに食べる予定のないコンビニ弁当を買うときのポイント

今すぐには食べることが出来ないのだけれど、どうしても今コンビニ弁当を買わないといけない時。そんな時は、選び方に注意してください。生ものや、傷みやすいものが入っているものは避けましょう。

卵も時間が経つとサルモネラ菌という菌が繁殖しやすく危険な為、避けた方が良いでしょう。

もしも、どうしても生ものや傷みやすいもの、卵等が入っている弁当を選ばれる場合は購入してすぐにその部分だけ捨ててしまうというのも一つの手です。

今は色々な種類の弁当がありますので、時間が経っても購入した時の状態で美味しく食べる事が出来る様、購入する際に選び方を工夫するようにしましょう。

コンビニ弁当を食べ続けるとどうなる?気になる添加物の豆知識

気になります。気になりますよね、この部分。日々、コンビニを利用する者としては気になって当然です。私も色々な噂を聞いた事があります。

「コンビニ弁当は製造会社に暗黙の部屋があって、そこで添加物が含まれた白い粉が大量にふりかけられている」なんて(笑)何とも恐ろしい話です。さて、実際のところどうなのでしょう。

そもそも、添加物とはどういったものなのでしょう。

「食品製造の際に添加する物質のこと。食品の製造や加工のために必要な製造用剤。風味や外観、色合いを良くするための甘味料、着色料、保存性を良くするための保存料、酸化防止剤、食品の栄養成分を強化するための栄養強化外などを指す」

ん~……

確かにコンビニ弁当は見かけも綺麗、色合いも良く美味しいし何よりも保存性に優れている…

これらの事を考えると、やはりコンビニ弁当には沢山の添加物が使用されているようですね。

一部のメディアでは、添加物を大量に使用しているコンビニ弁当は人体に悪影響を及ぼす、食べ続けると身体を壊してしまうといった論調が強調されています。

ただ、食品添加物は国際基準で「人が一生毎日摂取しても、一切身体に影響が無い」という基準量が決められていて、日本では日常の食生活レベルでこの基準を絶対に超えないように食品衛生法で使用量が厳しく制限されています。

実際に厚生労働省などの調査では日本人の添加物摂取量はこの基準量のせいぜい1%以下であることがわかっているようなのです。

この様な事を踏まえ、改めてもう一度コンビニ弁当について考えてみて下さい。添加物が身体に良いといった事などは絶対有りません。しかし、時と場合によってはとても便利だという事は確かです。

筆者は、添加物は過剰摂取をしない程度であれば、そこまで気にする必要は無いのではないかと思います。

 

1. コンビニ弁当には沢山の添加物が使用されている。
2. コンビニ弁当に使用されている食品添加物は国際基準量内。
3. 添加物は過剰摂取しない程度であれば、問題ない。

まとめ

ここまでコンビニ弁当について書いてきましたが、どうでしょうか。

普段、何気なく購入されているコンビニ弁当に対して、もう一度考え直す良い機会になったのではないでしょうか。コンビニ弁当については色々な意見が有りますが、やはり身近で手軽に活用出来るとても便利なものというのも皆さんが感じてらっしゃる事だろうと思います。

何よりも美味しい!本当に段々と美味しくなってきています。

そらぁ食べたくなるでしょう!

コンビニに行って、あんなにも美味しそうな弁当がズラリと並んでいれば、今すぐにでも食べたくなるでしょう!(笑)

最終的に、食べ物を選ぶのは自己責任であり、食べるかどうかも自己責任。よく消費期限を確かめ、傷みやすいものが入っていない弁当を選んだり、必要な場合は思い切って捨てるなどの工夫をすれば大丈夫です。

ただ、まずはきちんと消費期限が切れてしまう前に食べる事を心掛けて下さいね。そうして、コンビニ弁当と上手く付き合っていく事が出来ればきっと生活をサポートしてくれる力強い味方になってくれるはずです。

本記事のポイント
・コンビニ弁当は消費期限の多くは製造から 8~20時間後に設定されている。
すぐに食べない時の保存では、生ものや卵、傷みやすいものを極力避ける。
購入後、開封せず冷蔵保存することで消費期限+2日位は安全に食べられる。
食べる時は、匂いと変色を確認し、必ず加熱してから。
*** 食べ物は選ぶのも食べるかどうかも自己責任です。 ***

 

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