ハムスターが震えるのは大丈夫?病気じゃないか心配です!

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動物の健康

ハムスターは小さくて可愛いのですが、病気になりやすく、寿命が短いんですよね…。

私は過去に多数のハムスターを飼っていたのですが、飼育期間中に「腫瘍ができる」「目が白くなる」「喧嘩で足が食いちぎられる」など、多くの事件がありました。

そんなある日のこと、ハムスターの1匹が突然震えだしてびっくりしたことがあります。震えて体温が下がりどんどん冷たくなっていくので、このままでは危ない!と思い、母と妹と一緒にストーブの前でさすりながら温めました。

そうすると、徐々に体温が戻り、元気になりました。
今となっては、あれは何だったんだろう?正しい対処だったのかな?と疑問に思います。

どんなに小さくても一つの命なので、出来る限り正しい対処をしてあげたいですよね!

そこで、今回は、

  • ハムスターが震えるのは大丈夫?
  • ハムスターが震える病気って?
  • ハムスターの性格!群れを嫌い、触れ合いを嫌う

などの内容をご紹介したいと思います。

実は、ハムスターの震え一つをとっても、「危険な震え」「気にしなくて良い震え」があるんです。

これだけでも把握しておけば、しっかりと対処することができるので、ぜひ参考にしてみて下さいね!

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ハムスターが震えるのは大丈夫?

ハムスターが震えるのにはいくつか原因があります。
その原因は、気にかけてあげなければいけないものもありますし、気にしなくて良いものもあります。

原因によっては飼い主側が注意してあげることで、治まる震えもあるんです。

では、まず最初にハムスターが震える原因をご紹介しますね!

ハムスターが震える理由とは?

ハムスターの死亡原因の一つとして挙げられるのが、飼い主が与えるストレスです。そのストレスが原因で、病気になったり生後半年以内に亡くなることもあるようです。

また、今回取り上げる震えに関しては、以下のようなストレスが原因となっていることも考えられます。

  • 新しい環境に慣れなかった
  • 人間が触りすぎた
  • 温度や室温の調整を上手くしてあげられていなかった
  • 病気に気付けなかった

しかし、ハムスターは寝ぼけている時に、目をつむったまま震えながら歩いていることもあります。これに関しては心配いりません!大丈夫ですよ~。

ですが、多くの場合は先に挙げた内容が原因となっていることが多いです。
なので今回は、ハムスターの寿命を短くさせているストレスをご紹介し、対処法をお伝えしていきます!

せっかく縁が合って一緒に暮らすことができたのですから、長生きしてほしいですよね。

私も過去に飼っていた経験から、少しでもアドバイスができれば良いなと思っています!

ハムスターが震える病気って?

ハムスターが震える原因に関して少し触れましたが、その中でも心配なのが「風邪」や「アレルギー」で体調不良に陥ってる場合です。

ハムスターは自身が弱っているのを隠そうとするため、限界まで気づかない場合もあるのです。

では、異変に気付いたときにはどのように対処したら良いのでしょうか?

ハムスターが体調を崩した時は?

とりあえず室温を適温に調整して一晩様子を見ましょう。
適温に幅はありますが、ハムスターを飼育する上での適温は20~26℃前後とされています。

(※我が家では夏場は巣箱に入れる綿を少なめにしたり、冬はストーブをつけたままでさらにカゴの上から大きな布をかぶせていました。)

それでも体調が回復しないようなら、念のため動物病院で診てもらった方が良いでしょう。

また、健康診断などを兼ねて、獣医さんに色々聞いてみるのも良いですね!
ハムスターを飼うための本なども売っていますが、動物の病気に関してのプロである獣医さんに話を聞いておけば、あなたが気を付けて見てあげられることも増えるはずです。

おすすめサイト「ハムエッグ」

もし、ハムスターの病気に関して知識を身につけたいのであれば、『ハムエッグというウェブサイトがおすすめです。

ハムエッグでは症状から検索できるデータベースもありますし、経験豊富な飼い主さん達に質問もできます。

ハムスターの病気の現れかたはそれぞれなので、症状から検索できたり飼育経験が豊富な方から経験談が聞けたりすることができれば心強いですよね!

『ハムスターの観察記録』を作るのがおすすめ!

獣医さんを受診するときや他の飼い主さんに質問したいことがある時、気になることがある時はメモをしておいたり、観察記録をつけておくことをおすすめします。

日々の観察記録を付けておけば、その日に気付いたことや気になったことを記しておくことができるので、日にちが経ったとしても後から質問することができますよね!

具体的には…その日の天気、室温、湿度、あげたエサの種類、糞の色や状態、具合が悪い時などを記録しておくと良いでしょう。

健康面に関してはもっと具体的にチェックして記録しておいた方が良いですね。
下記の項目を参考にしてみて下さい。

健康面のチェックポイント

  • 花や耳は汚れていないか
  • 目に輝きはあるか
  • 目やにはあるか
  • 食欲はあるか
  • 動作に異変はないか
  • しっぽは濡れていないか
  • 体重は減っていないか
  • 爪や歯は伸びすぎていないか
  • 糞に異変はないか       など

また、毎日写真を撮っておくのも良いかもしれません。ただし、写真を撮る時にフラッシュをたくと、ハムスターのストレスになりますので気を付けましょう。

私が飼っていたハムスターのほとんどは、突然具合が悪くなるということはあまりありませんでした。

やはり、日を追うごとに徐々に変化が見られ、体調が悪くなっていきました。
なので、日々の変化などを具体的に記録しておくことはとても重要なんですね!

ハムスターの性格!群れを嫌い、触れ合いを嫌う

ハムスターの体調を気遣うことは大事ですが、どんなことがストレスになるのかを知っておくことも大切です!

そのためにはまず、ハムスターの性格を知っておきましょう。

ハムスターの性格は?

  • 群れるのが嫌い
  • 人には慣れるが懐かない
  • 触られるのは嫌い

ハムスターの性格はこのような感じですね。

我が家で飼ってたハムスターは、ジャンガリアン、ブルーサファイア、ロボロフスキ―、ミルキーホワイトなどなど…と、まあ色々な種類のハムスターを飼ってました。

ハムスターは種類によっても性格が違いますし、さらには種類が同じでも個々で性格が全く異なります。

基本的には上記で紹介した性格を持っているのですが、それぞれで性格が異なるということも頭に入れておいて下さいね!

どんなことに気を付ければ良いの?

ハムスターの基本的な性格から考えると、必要以上に触らないように気を付けましょう。あまりしつこくすると、ハムスターも嫌がって噛んだりもします。

また、ケージから出すのにいきなり捕まえたりすると、びっくりして噛むことも…。

できるだけ、ハムスターを触らずに飼育することが、ハムスターにストレスを与えない方法でしょう。

また、ハムスターを飼う前にある程度ハムスターに関する知識を身につけておいた方が良いかもしれませんね。

私も種類が違うハムスターを飼うたびに、性格が全く異なるので驚きました。飼う前にペットショップの店員さんにハムスターの種類と性格を聞いたり、どのようなことがストレスになってしまうのかなどを聞いておくことも大事ですね。

 

ハムスターと飼い主にとって大事なのは、飼い始めの一ヶ月間!

ハムスターを飼い始めると、すぐにでも仲良くなりたい!触りたい!という気持ちが湧いてくると思うのですが…それはちょっと待って!!

ハムスターも新しい環境に慣れるのに必死です。また、その環境の変化がハムスターにとっては結構なストレスになっています。

それに追い打ちをかけるように、必要以上に触れ合おうとするのはハムスターにもっとストレスをかけることになってしまいますよ!

では、どうしたら良いのか、ということを見ていきましょう。

飼い始めの一ヶ月が重要です!

ハムスターと良い関係を築くには飼い始めの一ヶ月間が重要です。まずはお互いの行動パターンを知る、あなたが無害だということをハムスターに知ってもらう、ストレスを与えないようにして快適な環境を整えてあげるなどに重点を置いて下さいね。

人が触れたときに震えたら…?

人が触れたときにハムスターがこまかく震えたら「触らないで」という合図です。嫌われたくないのであれば焦らず、ハムスターが自ら人間に興味を持つまで直接触らないようにした方が良いでしょう。

その合図を無視して無理に触ろうとすれば、ハムスターのストレスになってしまい、寿命を短くしてしまいますよ。

 

どうのように距離を縮めれば良いの?

ハムスターを手に乗せてエサを与えたい!と、思っているのは飼い主側であって、ハムスターは慣れていない状態でそんな行為をされても恐怖しか感じません!

まずは、飼い主の手がハムスターにとってどういうものなのかを認識してもらう必要があります。そのためには結構な時間が必要になる場合もあるのですが、気長に待ちましょう。

最初は指先でつまんだエサを持って差し出すところから始めて下さい。その行動を繰り返すことで、ハムスターが「この手(飼い主の手)はエサをくれる、良い存在」と認識してくれるようになります。

しかし、そうなるまでには何日も何カ月もかかることもありますよ。手の上に誘導してエサを食べてもらうのはその後です!

子供ハムスターの場合、飼い主側の勝手な行動がトラウマになってしまうことも…。
もし、トラウマになってしまった場合は、そのトラウマが消えるまでかなりの時間を要するでしょう。

こちらの行動パターンを理解してもらおう

怖がらせないように、ストレスを与えないように…と思っても、お世話はしてあげなければいけません。

そのためには、いつも同じ時間にエサを交換し、ケージの掃除も音を立てずに部分的に行うなどをして、飼い主の行動パターンを覚えてもらいましょう。

そうして安心させつつ、ハムスターの好むドライフルーツや種を必ず手から少しだけあげたり、起きている時間に名前を呼んだり声を掛けたりしてあげるようにすると良いかもしれません。

ただし、寝ている時は無理に起こさないように!!

そうしているうちに、だんだんとハムスターがあなたに慣れてくれます。

 

ハムスターを怖がらせないためには…?

せっかく慣れてくれたハムスターを怖がらせしまっては、また振り出しに戻るどころかむしろマイナスです!

そうならないためにはどうしたら良いのかお話ししていきますね。

まず、ハムスターをケージから出す場合、上から鷲掴みしてはいけません。
自然界において、ハムスターは捕食される可能性の高い動物です。

なので、上から鷲掴みするという行為は、本能的な恐怖を与えてしまうのです。ハムスターをケージから出したり、移動させたい場合は自分の手のひらに乗るのを待ちましょう。

ハムスターを怖がらせずに手のひらに乗せる方法は、名前を呼びながら好物を手のひらにおいて差し出し、手のひらに乗るのを待ちます。

取りに来て頬袋にしまったのを確認してから、手を動かして下さいね!
そのうち、名前(特定の音)を呼ばれたら良いことがあると認識してくれるようになりますよ。

経験談)ハムスターボールのススメ

これは経験談なのですが、ハムスターをケージから出して部屋中を走り回らせると、ケージに戻すのがかなり大変です。

小さいのでどこに行ったのかわからなくなりますし、見つけた瞬間はハムスターの気持ちを考えてあげる余裕もなくとりあえず必死で「捕獲~!!」といった状況になってしまいます。

そうなると、やはりハムスターを怖がらせることになってしまいます。

そこで!!
ハムスターをケージから出して走り回らせたい場合は、「ハムスターボール」に入れてあげましょう。

どういうものかというと…プラスチック製のボールの中にハムスターを入れ、ハムスターが自由に部屋中を安全に走り回れるというものです。

これを使えばハムスターがどこにいるかは一目瞭然ですし、ケージに戻すときも楽ですよ!

あと、ハムスターを手に乗せる際の注意点なのですが…

ハムスターの前に手を差し伸べると、安全かどうかを確かめるためにかじることがあります。それにびっくりして飼い主側が手を動かしたり、ケージにぶつかって大きな音を立てたりすると、ハムスターはもっとびっくりしてしまいます。それが恐怖になることも…

かじられると、正直痛いです!!
ですが、安全かどうかを確かめる行為なので少し我慢が必要かもしれません。

飼い始めの1ヵ月間は大掃除をしてはいけない理由とは?

おそらく、ペットショップなどでハムスターを初めて買う時に、店員さんが色々と説明してくれると思います。

または、ハムスターの飼育本を読むのも良いのですが…いずれにせよ、「飼い始めの1か月間は大掃除をしてはいけない」と言われる(書いてある)はずです。

その理由をご紹介していきます!

飼い始めの1か月間はなぜ大掃除をしてはいけないの?

ハムスターを迎えてまだ間もないうちに巣を掃除してしまうと、自分の臭いが無くなって怯えてしまう可能性があるのです。

自分の臭いが染みついていないと、ケージの中を住みどころと認識することができず、ストレスが溜まってしまいます。

マットにハムスターの匂いが付く目安は大体1か月とされているので、最初の1か月間は大掃除をしないようにしましょう。

トイレや体を洗う砂場も、自分の匂いが付けば自然に一箇所でするようになります。マット交換も、古いものを少し残してそこに新しいのを足してあげると、ハムスターも安心しますよ。

大掃除はパッと見て汚れている部分が多くなってきたらして下さいね。目安としては、1か月に1回くらいのペースがベストです。

1か月間は全く掃除をしないの?

1か月間お掃除をしてはだめですが、部分的な掃除はしてあげなければいけません。大体1週間に1度のペースで汚いところを部分的に掃除してあげるのです。

トイレは毎日掃除したくなると思いますが、糞を毎日とる必要はありません。少しだけ残してあげましょう。

毎日糞を片付けてしまうと、逆にハムスターを怯えさせる原因になってしまいます。

ハムスターの種類によって気を付けること

ジャンガリアンハムスターのトイレ掃除は週に一回くらいで良いです。
最初はトイレを覚えられなくて、ケージに敷いている木くずや巣箱の中ですることもありますし、マーキングのために色々な場所で排泄をすることもあります。

糞だとそこまで汚れはしないのですが、おしっこは湿ってしまうので身体が汚くなってしまうことも…

おしっこを見つけた場合はすぐに片づけてあげた方が良いでしょう。
ちなみに、コーンのような匂いがするのですぐにわかります。

ゴールデンハムスターは寝床を作るのが苦手なので、他のハムスターより寒さに弱いです。なので、冬場は無理にケージを掃除しなくてOKです。

寒さとストレスでさらに人間嫌いになる可能性があるので、控えてあげましょう。

最初の1か月間は「掃除しなくて良いものか?」とすごく気になります。私も気になりました。
ですが、ハムスターは慣れない環境で一生懸命自分の匂いを付けて慣れようとしています。

それを邪魔しないようにするのも、飼い主の役目ですよ!

 

環境ストレスがないように工夫をしよう

一番大変なのが、「環境を整えてあげること」です。
人間も住む環境が整っていないとストレスになりますよね?

ハムスターも同じです。
ハムスターが住みやすい環境とはどのような環境なのかを見ていきますね!

室温や湿度でストレスを与えていないか?

ハムスターは暑さや寒さに弱く、さらには自分で温度管理ができません!
この調整をしてあげるのが飼い主の役目ですね。

寒い時はどうしたらいいの?

ハムスターは寒くて震えることもあります。その場合はケージ内を適温にしてあげる必要があります。

ハムスターは体が小さいので、人間にとってはさほど室温が低くなくても、寒がって震えることがあるのです。

巣箱の外で寝ている場合は震えに気付きやすいのですが、巣箱の中で寝ている場合でも震えていることがあります。

そうすると、寒さによる震えに気付いてあげることができないので、ケージの温度は常に22~25℃の適温になるようにしてあげましょう。

寒い時期は、エアコンやパネルヒーターなどを使ってケージの周りだけでも温かくなるように調整してあげると安心です。

また、24℃より低い日が続きそうな場合は、ガラスケースや半密閉型のプラスチックケースにケージごと入れておくのもアリですよ。

ハムスターが寒いと感じている場合は、巣や床材に潜って丸くなります。私は巣箱に入れる綿を巣の外にそっと置いておき、ハムスターが自分で巣箱に引っ張り込めるようにしておきました。

ケージ内が室温25℃、湿度45%を24時間キープされていればハムスターは快適に過ごすことができます!

寒いとハムスターは冬眠するの!?

動物は寒い時期になると冬眠しますよね?
ハムスターは10℃以下になると『疑似冬眠』といって体が冷たくなります。

ひどい時は死んでいるようになり、目を覚まさなくなってしまうことも。

そうならないように、しっかりと管理してあげましょう。

ケージの置き場所に気を付ける

寒い時期は、ケージは下に置かず台の上などに置きましょう。
温かい空気は上にいくので、床よりも台の上に置いた方が自然と温かい場所に居られますよね。

巣箱は必須アイテム!

巣箱は必要です!
寒い時期は巣箱に入って寒さをしのげますし、巣箱の中に入っている床材を自分で出し入れして量を調整することができます。

巣箱は市販の物でも良いですし、ティッシュの空き箱などを利用して作り、定期的に作り直すという方法も衛生的で良いですね。

 

他に温かくする方法は?

寒い時期はハムスター用のヒーターなどが売っていますので、それらを使っても良いですね。ただし、神経症状のようにブルブルとした震えが出た場合は熱すぎる可能性もあるので注意しながら使いましょう。

他には、使い捨てカイロを蓋つきのプラスチックケースに入れたり、人肌に温めたお湯をペットボトルに入れたりする方法もあるようです。

ただし、朝晩の気温差やハムスターの様子をよく観察しながら調整してあげて下さいね!

我が家では、寒い時期はケージの周りにダンボールを置いて冷気をシャットアウトしたり、夜はさらにケージをすっぽり包み込めるサイズの布でケージを覆ったりしました。

また、寒い地域に住んでいることもあり、寝ている間もストーブを点けっぱなしなので、ハムスターも寒い思いはしていなかったようです。

エアコンがあるご家庭は、エアコンでしっかり調整してあげるのが良いと思います。

暑い時はどうしたらいいの?

ハムスターは暑さにも弱いので、28℃でも熱中症になることがあります。また、適温でも湿度が70%だと蒸し暑く、熱中症になってしまうことも…

熱中症になった場合は、ポカリやアクエリアスのようなアイソトニック飲料を、3倍に薄めてスポイトで飲ませましょう。

それが難しい場合は、ハムスター用の食器に入れて差し出したり、ケージに備え付けてあるドリンクボトルなどに入れて、いつでも飲める状態にしておきましょう。

夏の時期が近づくと、ペットショップにクール用品などが大量に入荷します。
ハムスター用のアルミマットなども入りますので、それらを購入するのも良いですね!

季節商品は結構早い段階で売り切れる場合が多いので、お早めに購入した方が良いですよ。

人の都合で起こしたり、眠らせていないか?

ネズミ類の体内時計は、明るさに非常に敏感です。また、小動物の1日は人間にとっての7~10日とも言われています。

あなたもすでにご存じかもしれませんが、ハムスターをはじめ、ネズミ類(げっ歯類)の多くは夜行性なので、夜になると行動する生き物です。

少し暗めの照明にしていても、彼らにとっては「昼(活動時間)」に変わりありません。周囲の明暗によって彼らの体内時計が併せられますが、体内時計がちゃんと機能しているかどうかは色々なことに影響してしまいます。

できるだけ、体内時計を一定にしてあげるのが望ましいですね。

ハムスターにとって良い環境とは?

理想的な環境は、12時間明環境ー12時間暗環境(真っ暗)、もしくは14時間明環境ー10時間暗環境などが良いとされています。

この明暗の時間帯は日によってバラバラではなく、できるだけ一定にしてあげた方が良いです。夜は暗い所に置いておいても、飼い主が気になって様子を見るために明るい所に移動させてしまえば、それでハムスターの体内時計はリセットされ乱されてしまうのです。

このように人間の都合で、ハムスターの理想的な環境を壊してしまえば、ストレスを与え寿命を短くしてしまいかねないのです。

また、ハムスターは聴覚も発達しているので、終日音の安定した場所に置きましょう。
できれば夜行性ということを考えて、昼間も布などで覆い暗くしてあげた方が良さそうです。

私も飼っていたのが小学生くらいだったこともあり、朝昼晩関係なく覗いたり、ハムスターボールに入れて走らせていた記憶が…

かなり酷なことをしていたのだと、今更ながら反省しております。

 

ハムスターが動かない!これって冬眠したの??

先ほども少し触れましたが、気温が低いとハムスターは疑似冬眠してしまう場合があります。

冬眠かどうか見分けるには?

冬眠かどうか判断するには、呼吸をしているかどうかを見ます。
冬眠中でも呼吸はとてもゆっくりですが、必ず行うものです。

命の危険性は?

ハムスターが疑似冬眠してしまうと、死んでしまう可能性が高いです。
呼吸していて意識がある場合は、エネルギー補給にスポーツドリンク・はちみつ、砂糖かはちみつをぬるま湯で溶かしたものなどを綿棒で口の中に擦りつけましょう。

意識があるならば、スポイトなどで少しずつ舐めさせましょう。
(※この対処をしないで次に行う保温を始めてしまうと、途中でエネルギー切れを起こしてしまいます)

これらの対処をした後に保温していくのですが、体への負担を考えて徐々に室温を上げ、時間をかけながら温めていきます。

その際は、間違っても直接体を温めるなどはせず、ペット用の赤外線ヒーターを活用しましょう。

私は疑似冬眠などは見たことがないのでなんとも言えませんが、疑似冬眠した場合や疑似冬眠しそうになった場合は、慌てずに段階を踏んで対処するということが大切なんですね!

まとめ

最後におさらいをしておきましょう!

  • ハムスターが震える原因は、ストレスや病気、風邪、寝ぼけなどが考えられる
  • 日々の体調や様子を記録しておく
  • 異変がある場合は動物病院へ行く
  • ハムスターの性格を知ることが重要
  • 慣れてもらうためには、焦らずゆっくりと
  • 最初の1ヵ月はハムスターが自分の住処を認識する大事な期間、大掃除はNG
  • 環境のストレスを与えない(室温、湿度、活動時間、睡眠時間などに気を付ける)
  • 疑似冬眠した場合や疑似冬眠しかかった場合は、死の危険性もあるので早めに対処する

ハムスターは可愛くてすぐにでも仲良くなりたいと思いますよね!
しかし、ハムスターのことも考えて、ゆっくりと可愛がってあげることが大切です。

ハムスターを可愛がる、仲良くなる、というのは触る・撫でるという行為ではなく、「見守る」「世話をする」ということに比重を置くことに心掛けるということです。

ハムスターの寿命は約2年と短いので、出来るだけ可愛い姿を楽しめるように、大切にお世話をしましょうね!

私も、過去に飼っていた経験がありますが、今回改めて調べてみたりすると知らないことがたくさんありました!

何度も何匹も何種類も飼っていても、知らなかったことはたくさんあります。これでは本当に可愛がっていたとは言えませんよね。

あなたはこうならないように、しっかりとハムスターのことを知って、可愛がってあげて下さいね!!

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