健康診断の結果はいつ頃わかる?病院,大学,会社などの場合

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健康・からだに役立つ話

芸能人の訃報や知り合いの入院の話など、何かをきっかけにして自分の健康が気になることってありますよね。
 
そういえば最近調子が悪いことが多いんだよなぁ…。病気じゃないといいなぁ…。
 
そんなことを考えているうちに、
 
あれ!?この間受けた健康診断って、結果はまだだっけ!?
 
と、何でもないと思って受けた健康診断が急に気になったりしませんか?
 

 
しかも結果がなかなか返ってこないとなると、妙~に不安になってしまいますよね。
 
私の母も何年か前に自費で受けたのですが、市の助成を利用して細かな検査も色々やったので、結果が出るまでに時間がかかってしまったようです。なかなか結果が来ないと不安になるようで、1週間を過ぎたぐらいから「結果はまだかな~」と少しソワソワしてしまったとか。
 
「結果なんてすぐ分かりそうなのに…」と思っているから、自分で病院に取りに行くんだっけ!?と焦って案内書を読み直したりしていたそうですよ。
 
そんな健康診断の結果を待つ間に少し不安になってきた方のために、今回は「健康診断の結果はいつ頃わかる?」についてご説明致します!
 

  • 病院で受けた場合の結果はいつ頃?
  • 大学や会社で受けた場合の結果はいつ頃?
  • 良くない結果だから遅いの?

 
といった疑問を解決していきますね。
 
再検査になりそうだな~って不安になっている方も、初めて受けた健康診断で勝手が分からない方も、目安を知っておけば少しは安心できるはず!
 
というわけで早速、本題の「結果がいつ頃わかるか」について、場合別で見ていきましょう!
 

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健康診断の結果はいつ頃わかる?

 

その1)病院で受けた場合

 

総合病院など大きな病院であれば、1日で結果が分かります。

 
ほとんどの場合が初診から診断まで1日で終わるんですが、検査前に食事制限などの準備が必要な場合は後日に追加で検査日が指定されることもあります。
 
事前に準備を考慮して検査日の予約を取っていれば、1日で済んでしまいますけどね。
 
また数値に異常が出た場合も、診察した医師から追加の検査を案内される場合があります。
 

次に小さな医院や中堅の病院の場合ですが、そういった病院では血液検査が外注である場合が多く、結果が出るまでに数日~1週間はかかってしまいます。

 
私も風邪をひいた時に小さな医院で血液検査を受けたことがあるのですが、業者に委託するため半日以上かかってしまうということで、翌日医院に電話して結果を聞きました。同じ検査を子どもが市民病院で受けた時は30分程で結果が分かったので、外注で行う検査はそれだけ時間がかかるってことなんでしょうね。
 
ちなみに健康診断の結果と診断書は別料金になることもあるので、予約を取る時などに医療機関に確認しておきましょう。
 

 
 

その2)大学で受けた場合

大学では小・中学校や高校と同様に、学校保健安全法の第11条~18条により毎年決められた時期に全学年に対して実施するよう設置者や教育委員会は義務づけられています。
 
言われてみれば学生の頃、アルコールのパッチテストやら尿検査やらをやった記憶があります。でも結果ってどうしてたっけ?郵送されてた覚えもないけど、取りに行った覚えもないなぁ。
 
そう思って調べてみると、
 

大学では特に異常がなければ基本的に結果を知らせることはないらしいと判明しました。

 
校医や医師が診察した結果や検査結果の数値などで異常や異常の疑いがあると判断された学生には、再検査・精密検査のための来所指示があるそうです。
 
なお受けるべき検査の項目は、学年などで異なる場合があるそうですよ。
 
ちなみに就職活動の時に企業に診断結果を提出することもあります。そういう時は学生が希望する枚数に応じて結果診断書を発行してくれることもあるので、学生課で相談してみてくださいね。
 

 
 

その3)会社で受けた場合

 

新入社員の入社時健診の場合は1週間定期健診で費用が会社負担の場合は2週間が目安です。また協会健保や国保・組合の補助がある場合は3週間が目安と長めです。

 
ちなみに入社時の健診以外は春・秋の繁忙期にぶつかると+1週間ほどかかるという感覚でいてくださいね。
 
私は入社時の健診がちょうど繁忙期だったらしく、予約がなかなか取れなかったそうです。病院内での順番待ちも長かったなぁ…。
 
私の入社時のように病院へ出向いて受ける場合もありますが、簡単な検査なら職場に健康診断用のバスが来て、その車内で血液検査や胃の検査などを行うことが多いと思います。
 
1人1人の検査項目は少なくても人数が多ければそれだけ時間もかかりますから、どこの機関でも前期の健診から結果までの期間と比べて±1週間が目安と言えるでしょう。
 

 
結果の通知方法は病院から直接本人に郵送されることもありますが、ほとんどの場合は一旦会社の総務に送られて、それから各社員に渡されるかと思います。
 
病院などの機関からの郵送手配だけでなく届いた後の総務内での仕分け作業も加わり、なんだかんだで本人の手元に来るのは健診から1ヶ月以上ってからということも充分あり得ます。
 
ちなみに病院から直送されるケースでも 2~3週間はかかると思っておいてくださいね。
 
ただし緊急に受診や治療を要する結果が出た場合は、早めに連絡が来ます。その日のうちに本人に連絡が入ることもあるので、なかなか結果が来ないのは健康な証だと思って気楽に待ちましょう。
 

転職時の健康診断の結果は?

企業が新たに雇用する場合、労働安全衛生法により「雇い入れ時健康診断」を実施する事が義務付けられています。
 
中途採用の人の健康状態も、新入社員と同様にきちんと把握しておきましょうねってことですね。もちろん、ほとんどの場合で費用は会社負担です。
 
とはいえ採用のタイミングでの健康診断は他の社員と時期がズレてしまうことが多く、大抵は1人で病院へ出かけて行って受けることになります。ほとんどの場合は予約の取りやすい近くの個人医院などで済ませてしまうようですね。
 

その場合、診断結果は1週間〜10日ほどかかるでしょう。

 

 
会社で受けるとはいえ、費用こそ会社負担だけれど結果が来る時期は個人で病院に受けに行くのと同じ感じになりますね。
 
ちなみに内定前に健康診断をしておき、その結果を採用の判断基準にするのは厚生労働省から禁じられているんですが、罰則規定が無いので黙認されているようです。
 

個人負担で健康診断を受けたら?

専業主婦だから定期健診もないし、もう何年も受けていないから不安だよ~!って方もいらっしゃるでしょう。
 
例えば、私!(笑)同年代の方の病気の話などを聞いて、ドキドキするようになってきた30代。そろそろ自分の健康状態が気になり始めるお年頃です。
 
そういうわけで自費で受ける健康診断についても調べてみました。
 

 
総合病院でも小さな医院でも、個人で健康診断を受けることはできます。
 
ただし小さな医院ですと、設備の関係で検査項目に限度はあるかと思います。
 
実際に私のかかりつけの医院にも「健康診断できますよ~!受付で予約を取ってくださいね」という内容の張り紙がしてあるので、わざわざ大きな病院で1日がかりの検査をしなくても、簡単な検査ならできるようです。
 
個人で受ける時の検査内容ですが、例えば1年に1回行わなければならない法定項目に基づく検査項目としては、X線検査、血液検査、心電図等があげられます。
 
詳しい内容は
 

  • 既往歴および業務歴の調査
  • 自覚症状および他覚症状の有無の検査
  • 身長、体重、腹囲、視力および聴力の検査
  • 胸部X線検査および喀痰検査
  • 血圧の測定血検査(赤血球数、血色素量)
  • 肝機能検査(GOT、GPT、γ‐GTP)
  • 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪)
  • 血糖検査(空腹時血糖またはヘモグロビンA1c)
  • 尿検査(尿中の糖および蛋白の有無の検査)
  • 心電図検査

 
などで、個人で受ける場合の費用の目安は15,000円~といったところです。
 
結果は病院の大きさによりますが、大きな病院であれば大抵は1日で結果が分かります。ただし「予約が取りづらい」、「待ち時間が長い」といった難点はあるようです。
 
個人病院では外注で行う検査もあるため1週間程度を見込んでおいてくださいね。
 

まとめ

 


 

  • 健康診断の結果は大きな病院で受けると1日で分かる場合が多い
  • 小さな医院で受けると、外注で行う検査の関係で1週間程度はかかる
  • 大学で受ける場合は、異常が無ければ特に結果を知らされないことが多い
  • 健康診断の結果を就職活動で提出したい場合などは、発行してもらうこともできる
  • 会社負担で受ける入社時健診や定期健診の場合、大抵は結果が会社に届いてから個人に配られるため手元に届くのは遅くなる
  • どこで受けるにせよ、異常や異常の疑いがある場合は早急に連絡が来る
  • 転職時は個人で病院に受けに行くのと似たような感じになる
  • 個人が自費で健康診断を受けることもできるが、病院の規模によって検査内容に限りがあるので確認すると良い
  • 自費の目安は15,000円~だが、検査項目による

 
健康診断の結果がいつ頃わかるのかは、検査した病院の大きさで変わってきます。設備が整った大きな病院ならば、院内で全ての検査結果が出揃うので早くなります。
 
反対に個人の医院などで、外注で検査をする場合は時間がかかります。ですがその分、かかりつけ医に検査結果を相談しやすいというメリットがありますよね。
 
どこで診断を受けるのかは、自分の都合に合わせて考えていけばいいと思います。
 
何年かに一度は大きな病院で徹底的に調べるけれど、普段は近所の医院で簡素に、と使い分けるのもいいですね。
 
ただ、自費で受けるとなると金額が気になるところ。
 

 
私の場合は主人の会社では決まった年齢の年には扶養家族の健康診断にも助成がありますので、そちらも利用していこうと考えています。専業主婦の方はご主人の会社での助成や、市区町村の助成などを利用できないか調べてみるのがおススメですよ。
 
結果が来るまでには、ある程度の時間がかかる場合がほとんどです。
 
学校や会社で受けた場合は本人よりも先に学校や会社が結果を受け取り、把握してから配るため時間がかかってしまいます。別の日程で受けた社員全員分の結果が出そろってから病院が会社へ郵送し、会社が結果を把握した後に仕分けし、個人へ配っていく…という作業を思い浮かべれば、当然ですよね。
 
いずれの場合も早急に再検査や治療が必要な場合は連絡が入ります。
 
つまり連絡がなければ健康だと思っていてOK!
 
いちいち気にしていると、それがストレスになってしまうかも…。
 
ということで、何も言われないから今年も大丈夫そうだな~と、気楽に構えて待ちましょうね!

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