生活の知恵袋 AURORA

「役立つ話」「面白い話」「気になる話」を分かりやすく!

花束は日持ちできます!渡す前日の保存方法はどうする?

      2017/05/11



「花屋の仕事」をしている筆者です。
 
毎日、お店には色んなお客様が花を買いに来られます。
 
この間、かなりお年を召したおじいさんが、バラの花を86本買いに来られました。その日は、奥様の86歳のお誕生日だったそうです。
 
 
なんて素敵なの!!
 
照れながら話す姿に感動して、胸がジィーンとしました。
 
やはり、花には人を笑顔にする力があると思います。プレゼントする側も、勿論もらう側も、とても幸せな気持ちになりますよね!
 
けれども、花は生き物。扱いを間違えると、簡単に死んでしまいます。
 
よくお客様に聞かれるのは、
花束の「保存方法」はどうすれば良いのか?ということ。
 
 
 
「プレゼントするつもりなんだけど、今日渡すんじゃなくて明日渡したいんですが、大丈夫でしょうか……
 
少しでも日持ちさせるにはどうすれば良いですか?
 
と。
 
そのお気持ち、よーく分かります。花屋としても、お客様のそういったお気持ちは、大切にしたいと思っております。
 
大丈夫ですよ!
 
花屋で働いている筆者が、その保存方法をお教えします!
 

Sponsored Links
 

花束って意外と日持ちします!渡す前日の保存方法5つ

先程、例にあげましたが
 
「明日、プレゼントしたいんだけど、どうしても都合がつかなくて今日買うしか出来ないんですが、明日まで綺麗なまま保存出来ますか?」
 
という、質問をよくされます。
 
ハイ!出来ますよ!!
 
大丈夫です!!
 
購入する際、以下の事に注意して下さい。
 
  • 購入する際に、お店側に明日プレゼントする予定だと伝えておく
  • 出来るだけ蕾に近い大きさの花を選ぶ
  • 温度管理をきちんとする
  • 花びらの部分を濡らさない様気を付ける
  • 立てて保存する
 
以上です。
 
詳しく説明していきます!
 
 

購入する際にお店側に、明日プレゼントしたいという事を伝えておく

そうと分かれば、お店側も、あまりキツク縛りすぎない(花びらが重なった部分は傷みやすい為)、水分を多く含む等、工夫をさせて頂きます。
 
いつ、どういった場合へ持って行って、どういう場面でプレゼントする予定なのか、出来るだけ詳しく教えて頂いた方が、お店側としても、対応しやすいんです。
 
 

購入する際に、出来るだけ蕾に近い花を選ぶ

花は1日で咲くものもあります。暖かい場所だったりすると、数時間で咲く場合も!
 
そういった事を逆算して、明日、1番綺麗な状態でプレゼント出来る様に、前日に購入する時は蕾のものを買っておく…というのも良い方法です!
 
お客様の中には、明日御墓参りに行く予定だから…と、少し固め(蕾)の菊を買って行かれるお客様が沢山います。
 
そうすることで、少し暖かい場所に置いておくと、次の日には丁度良い大きさに咲いているんだそうです。
 
 

出来るだけ、涼しい場所で保存する

夏場は勿論、冬場でも出来るだけ室温が低い場所で保存して下さい。
 
上記の「蕾の状態で購入」した時は、多少暖かい方が良いのですが、それでも暖かすぎると、綺麗に咲くのを通り越して、しおれてしまいます。
 
冬場でも、室内は暖房がかかっていて、意外と暖かかったりしますので、くれぐれも気を付けて下さいね!
 
ちなみに、ウチの店の花を保存している冷蔵庫は5度から8度に設定してあります。
 
夏場は、店長の目を盗んで、その中に入って涼んだりして……ね(笑)
 
一度、冷蔵庫の中で涼んでいる現場を、目撃されちゃって
 
「生身の人間を保存する為に冷蔵庫があるんじゃないんだからな」
 
って、怒られちゃったことがあります。(笑)
 
 

花びらの部分を濡らさない様、注意する

茎に部分ではなくて、花の部分です。花の部分はとてもデリケートで、水に濡れてしまうと、すぐに傷んでしまいます。
 
濡らさない様に注意して下さいね。
 
 

立てて保存する

横に寝かせて置いておくのではなく、立てて保存して下さい。
 
コレ、野菜も同じなんです!
 
冷蔵庫に入れる時に、立てて保存することで、新鮮なままの状態で、長持ちするんですよ!
 
1番大切なのは、やはり温度管理です。
 
温度管理をしっかりとすることで、花束の持ちはグンと良くなりますよ!
 

花束を長く楽しむポイント6つ

せっかく綺麗な花束を頂いたのに、すぐに枯れてしまうのは、残念すぎますよね。
 
少しでも長く、綺麗な状態を保っていたい
少しでも長く、楽しみたい
 
その為に大切なのは、やはり保存方法です。
 
以下のことに注意して下さい。
 
 

すぐにラッピングを外す

ラッピングをしていると、花がギュッと締め付けられている状態で、呼吸が出来ないんです。花には、空気が必要。すぐに、ラッピングを外して新鮮な空気に触れさせてあげて下さい。
 
 

水揚げ

花に綺麗な水を吸わせてあげることをいいます。では、水揚げの方法をお教えします。
 
水揚げの方法
 
 
  • 深い入れ物に水をたっぷりと入れる
     
  • 花の茎部分を水に浸けながら、花切りバサミ(無ければキッチンバサミ等でもOKです)で、茎を斜めに切る
     
  • 花瓶に浸ける
 
以上が、正しい水揚げの方法です。
 
これをするだけで、全然持ちが違いますよ!
 
 

水の量

 
 
多すぎてもダメ、少なすぎてもダメです。多すぎると茎が腐ってしまいますし、少なすぎると枯れてしまいます。花瓶の3分の1程度が良いのではないでしょうか。ただし、枝ものや、菊、薔薇などは深水といって、3分の2程度の水の量が必要です。
 
 

水は頻繁に変えて下さいね!

特に夏は、暑さですぐに水が腐ってしまいます。花の水が腐った時の匂いは、激クサイので注意ですよー!(笑)常に、新鮮な水を与える様にして下さい。
 
ここで、ちょっとした裏技をいくつか紹介します。
 
花瓶の水の中に10円玉を入れる
 
10円玉を入れることで酸化を防いで、水が腐るのを予防してくれます。
 
花瓶の水の中に漂白剤を入れる
 
これは、筆者の店でも実際やっている方法です。その際、ハイターを使用しています。ハイターの量は、ほんの少しでOK。菌の繁殖を防いで、水の清潔さを保ってくれます。
 
花瓶の水の中に砂糖を入れる
 
これも、砂糖は少しでOK。水に溶いてから、入れて下さい。花の栄養補給になります。ただし、砂糖が多すぎると菌が繁殖しやすくなってしまうので、量に注意して下さいね!
 
 

温度管理

 
 
は、先程から何度も言ってますが、花にとっては1番大切なことです。出来るだけ、涼しい場所で保存する様にして下さい。
 
 
ここで、注意してもらいたいのは

湿度

特に夏!部屋を涼しくする為に冷房をつけている際、冷房の風が直接花に当たらない様にして下さい。花の水分を一気に奪って、花を駄目にしてしまいます。
 
 

相手に長く楽しんでもらうならコレ!チョイスしたい生花10選

 
 
花にも、弱い花、強い花があります。
 
出来れば強い花をチョイスすることが出来れば、プレゼントしてからも長く楽しんでもらえますよね!
 
それでは、強い花を10種ピックアップします。
 
 
以上の種類は、うちの店でも比較的長生きしてくれています。
 
スターチスやかすみ草なんかは、ドライフラワーにも使われる程なので、とても強いです。ボリュームもあるし、どんな花とも相性が良いのでオススメですよ。
 

花束ではなく、アレンジメントにすると日持ちはどうなる?

答えは
「管理方法による」
です。
 
 
 
小まめに水を変えることが可能なのであれば、花束
水を変える必要が無いのが、アレンジメントです。
 
アレンジメントは、オアシスというスポンジの様なものに、花を刺しているので、そのオアシスに水分が無くなってきた時に、水を与えて湿らせるという作業が必要になります。
 
管理が簡単なのは、アレンジメントですが、アレンジメントには、オアシス代、籠(入れ物)代が上乗せされるので、花束に比べて少し高くなってしまうかもしれませんね。
 
他には
 
  • アレンジメントは、水を変えることが無いので、常に清潔な水を与えている花束に比べて、長持ちしない。
     
  • 持ち帰りやすいのは、花束
     
  • アレンジメントは、もらう側が、そのまますぐに飾る事が出来る
 
と、それぞれにメリット、デメリットがあります。
 
花を飾る習慣があまり無い家庭には、花瓶が無い可能性もあるので、そういった場合はアレンジメントが喜ばれます。
 
Sponsored Links

生花に見劣りしない、ハレの日に贈るふさわしい3つの花

それでもやっぱり、生花は日持ちしないし……贈るのに気がすすまないなぁ……
 
と感じている方に♡
 
こんな花もありますよ!
 
 

プリザーブドフラワー

 
 
メリット
 
生花をプリザーブドして作られています。見た目は、まるで生花!持ちはとても良く、筆者も12年前の結婚式で作ってもらったブーケのプリザーブドフラワーが、今でも綺麗に残ってあります。「高価」なイメージがあるので特別感が出ますよね!
 
デメリット
 
実は、お花の種類が少ないんです。着色しているので色あせ、色移りがあり、保存液の関係で、どうしてもヒビが入ったり、欠けてしまたりしちゃいます。
 
繊細なので、取り扱いに気を使いますね。花材、製作料がかなりかかります。
 
 

アーティフィシャルフラワー

メリット
 
人工素材のため耐久性に優れています。
生花と比べ、長期間利用することが可能。また水などが必要ない為、管理が簡単ですね!あと、花材の種類が豊富なので、生花には無い、色や模様を再現することが出来、多種多様なアレンジを制作することが可能です。
 
デメリット
 
生花ではないので、鮮度・香りといった花本来の特徴がありません。持ちが悪く、管理が大変だというデメリットがあっても、生花にこだわるお客様がいらっしゃるのは、やはり、そういった事が理由にある様です。
 
 

シルクフラワー

メリット
 
 
シルクの素材でお作りしたお花ではありません。『シルクのように美しい』という意味からその名前が名づけられたそうです。アーティフィシャルフラワーと同じで、素材はポリエステルなどお花に合わせて様々な素材が使われているので、耐久性に優れ、長期間利用することが可能です。また、管理も簡単です。
 
デメリット
 
これも、アーティフィシャルフラワーと同じで、生花特有の、鮮度、香りはありません。それと、人工素材の為、ほつれなどがある場合があります
 
 
 
それぞれにメリット、デメリットがありますが、そのことを踏まえた上で、こういったものを利用するのも良いかもしれませんね。
 
ただし、生花に比べてかなり根が張るので、予算面や相手の好みなども考えて、慎重に選んで下さいね!
 
切花を長持ちさせる方法【コメリHowtoなび】
 

まとめ

最後に、もう一度、花束の保存方法をまとめてみます。
 
 
プレゼントする前日に購入する場合
  • 購入する際に、その事をお店側に伝えておく
  • 購入する際、出来るだけ蕾に近い大きさのものを選ぶ
  • 室温、車内、保存しておく場所の温度管理、湿度管理はきちんとしておく
  • 花びら部分を濡らさない様、気を付ける
  • 立てて保存する
 
日持ちさせる方法
  • もらったら、すぐにラッピングを外す
  • 水揚げを行う
  • 水の量に気を付ける
  • 水は頻繁に変える
  • 温度管理、湿度管理をしっかりとする
 
以上のことに注意して、綺麗な花の姿を、出来るだけ長く楽しんで下さいね。
 
ただ、筆者は思うんです。
 
大切なのは、花を贈る人の気持ち、貰った時の喜び、そこに生まれる幸せなのではないでしょうか。
 
確かに、せっかくの綺麗な花の姿を、少しでも長く楽しみたい、忘れたくない……そういったお気持ちは、とてもよく分かります。
 
でも、決して、枯れてしまうことをネガティヴに考えないで下さい。
 
花は枯れてしまっても、その瞬間の幸せはいつまでも残っているはずです。
 
あの、奥様のバースデーに86本の薔薇の花束をプレゼントしたおじいさん。
 
どんな顔でプレゼントしたんだろう……
 
奥様は、どんな顔で受け取ったんだろう…
 
考えただけでも、すごくすごく幸せな気持ちになる筆者です♡

Sponsored Links


本記事は少しでもお役に立てたでしょうか? 明日はもっと改善できるように頑張ります。
   ↓ ↓ ↓

 - 暮らし・料理



Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

コンビニ振込の手数料‥どうやったら一番おトク!?

突然ですが、皆さんは普段、買い物とかってどうしてますか? 筆者は広告見て、1円で …

鏡開きはいつ?由来は?【気になる5つのこと】

目次1 その1. 鏡餅はなんのために飾るの?2 その2. 鏡開きとは?3 その3 …

コンビニおにぎりのグラム数‥米, ご飯は何カロリーに相当?

突然ですが、「おにぎりダイエット」ってご存知ですか? この所、同僚のA子が昼食に …

市町村民税所得割額とは?計算方法は?わかりやすく解説!

普段あまり意識することは無いかもしれませんが、私たちは色々な種類の税金を支払って …

新幹線の個室を利用したい!料金や予約方法は?

『赤ちゃん連れで帰省したいが、新幹線で泣いたり騒いだりしたらどうしよう?』 &n …

コンビニ振込で現金払いは可能?提携銀行には要注意!

突然ですが、ネット通販って楽しいですよね~♪ 「これ、欲しかったのよね~~!」 …

領収書で日付なしって有効?それとも無効?違法性は?

学生のアルバイトの定番と言えば、接客業でしょう。 店の仕事に慣れてくると、領収書 …

義母に母の日メッセージで最高のプレゼントを!文例と書き方

母の日の贈り物。お義母さんに何を贈ったら良いのかな? プレゼントにはやっぱりメッ …

梅干しに白カビや黒カビって不吉?原因はあるの?

梅干しは昔からある「保存食」。でも、最近スーパーに「賞味期限」の書かれた梅干しが …

鏡餅の作り方!自宅で簡単、飾り方も!【徹底動画解説】

昔は、お正月前になると親戚や近所の家々で集まって、 お餅つきをして鏡餅を作ったも …