コンビニのおにぎりは油だらけ?食べると本当に危険なのか?

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健康・からだに役立つ話

「オラ、おにぎりが好きなんだな~」

 

はい、大好きです。筆者も、おにぎりが大好きです。特に、コンビニで売っている和風ツナマヨネーズのオニギリ。あれは、美味しい。美味しすぎる〜!

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和風ツナマヨネーズだけに限らず、今やコンビニにはたくさんの種類のおにぎりが並んでいます。毎回、「どれにしようかなぁ」なんて悩むんですよね。

で、結局やっぱり和風ツナマヨネーズにするんです(笑)どれも美味しく、手軽に買えて安い。本当に、コンビニのおにぎりは便利で、私達の生活の中でとても役立ってくれている存在です。

しかし、筆者は我が子達には一切食べさせていません。何故かというと「コンビニの食品は添加物まみれ」や「身体に良くない」という噂を聞いた事があるからです

しかし、あくまで噂。そこで思い切って、その実態について調べてみることにしました。では、私なりに調べてみたコンビニのおにぎりについて、少し書かせて頂きたいと思います。

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コンビニのおにぎりは、お米を炊くときに油を混ぜています

コンビニのおにぎりの事について調べてみると、まず初めに目についたのが「コンビニのおにぎりは油まみれだ」というものでした。

(えー!ウソだよー!)と一瞬思ったのですが、確かに以下のようなことを思い出しました!

 

コンビニのおにぎり:
時間が経っても米に艶があり、ボソボソせずふっくらしている…

手作りのおにぎり:
時間が経つにつれて艶が無くなり、さらに乾燥してボソボソと崩れやすい…

 

 

でもでも!もしコンビニのおにぎりに油が使われているとしたら、制作過程のどの時点でどのようにして使用されているのだろう……自分で作る時の事を思い出してみても、油なんて使用するタイミングは思い当たりません。

さらに調べてみたところ、米を炊く時点で油が使用されているということが分かりました。そう、米に油を混ぜて炊くのです。面白い動画を見つけました。お椀に少しの水を張り、そこへコンビニのおにぎりを少し入れてみます(下記1分9秒付近からです)。

おにぎりを水に入れてから軽くかき混ぜると、なんと水面上に油が浮いてくるのです。筆者も、これにはとても衝撃を受けました。(嘘だー!嘘だと言ってー!!)知らないうちに、私は油だらけのご飯を食べていたの……?ダイエット中だって言ってたじゃない…痩せたいって言ったじゃない…信じられない!信じたくない!

ということで、早速買いに行ってきました(笑)今回は、和風ツナマヨネーズはやめて、エビマヨネーズと半熟煮込み玉子にしました。何となくね…信じてた恋人に裏切られた気分というか…信じてしょっちゅう会いに行っていたのに、知らないところで「バカだアイツ」って笑われていたような気がして悔しかったというか……とにかく、今は顔も見たくなかったんです!フンッ!

って、バカですね、ハイ……和風ツナマヨネーズを愛するあまり、特別な感情を抱きすぎてます(笑)

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検証!コンビニおにぎりに油の表示は書いてあるの?

早速、裏に表示されている原材料の部分を見てみました。

まずは、エビマヨネーズ

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ん?何処にも油が使用されているなんて書いてないぞ?

 

次に半熟煮込玉子

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こちらも、何処にも油が使用されているという事は表示されていません。

(なんだ…誤解だったんだ…)と思ったのも束の間、やはり油が使用されているという話は本当のようで…この中に「塩飯」や「米」と表示されている、まさにその「塩飯」や「米」の中に油が入っているんだそうです。

調べてみると「油の使用量が全体の5%以下であれば表示義務が無い」という事であり、こういった表示方法でも問題は無いのです。

複合原材料の製品の原材料に占める重量の割合が5%未満のとき又は複合原材料の名称からその原材料が明らかなときは、当該複合原材料の原材料の記載を省略することができる。(農林水産省:加工食品品質表示基準 第4条(2)ア より引用)

これでは、私を含め、消費者がそういった事実を知らないくてもおかしくありませんよね。はぁ……ダイエット中だって言ってたのに……何も教えてくれないなんて酷い……クッソー!!(涙)……でも好き。まだ好き。そんな簡単に吹っ切る事なんて出来ない!だって美味しいんだもの…あんなにも美味しいんだもの……という事で、こうなったらとことん調べていきますよー!(笑)

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コンビニのおにぎりに関わらず、米に油を混ぜて炊くのは珍しくないテクニック

ちょっと待てよ。米を炊く時に油を入れることで、確かに多少カロリーは高くなるけども結果的に美味しくなっているんだからいいんじゃないか。ふと、そんな事を思いました。

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調べを進めていったところ、出てきました出てきました「米を炊く時に油を混ぜて炊くと美味しくなる」という情報がわんさかと。どうやら、そうすることで炊きあがった時、米に艶とコクが生まれるのだそう。米が油にコーティングされる訳なのです。

パンを制作する時、艶出しの為に表面に卵黄を塗るのと同じコーティングテクニックです。なるほど、そういうことか。それじゃあ、仕方がない。和風ツナマヨネーズおにぎりは、私に変わらぬ美味しさを届けてくれる為、身に油をまとっていたんだね!やっぱり好き!大好き!!(笑)

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そういえば、今話題のカオマンガイ(海南鶏飯)という料理をご存知でしょうか。タイやマレーシア、シンガポールなど東南アジア周辺地域で一般的な料理です。そのカオマンガイ、米を炊く時に油を使用するのです。

油と鶏の茹で汁で米を炊くのですが、そうすると炊き上がった時、米に艶とコクがと出て鶏の旨味が染み込み、とってもとっても美味しいのです。このような料理も有り、米に少量の植物性油脂を混ぜて炊くといった調理法は、そう珍しいことではないようです。これは是非、我が家でも試してみよう!

コンビニのおにぎりができるまで!チェックしておきたい食品添加物

意外と知られていないコンビニおにぎりの製造過程。一個のおにぎりには添加物がどの程度使用されているのか気になりませんか?勿論、おにぎりの形や中の具材によって、製造過程、使用されている添加物の種類や数は多少違ってはくるのですが、その中でも主に使用されている添加物を挙げて、製造過程と共に調べてみました。

まずは製造過程です。コンビニのおにぎりは、衛生管理が成され、温度が一定に保たれた中で「おにぎり成型機」という機械を使って製造されます。作られ方は家庭で作る工程とほぼ同じ。米を炊き、形にし、中に具材を入れ、最後に海苔で包みます。では、気になっている添加物ですが、どういった添加物が使用されているのでしょうか。

 

コンビニおにぎりに含まれる添加物

・調味料(アミノ酸等)
・グリシン
・ph調整剤
・香辛料
・乳化剤
・酸化防止剤
・増粘剤

 

上記の添加物が主に使用されているようです。これらは、先程も言いましたが、おにぎりの形や種類によって使用されている種類や量は変わってきますし、又、上記意外の添加物が使用されているものもあります。大体平均して一個のおにぎりに2〜9種類の添加物が使用されているようですね。

ただ、上記の添加物の中には食品衛生法により一括表示が認められているものが有るので、実際には思っている以上に、使用されている添加物は多いかもしれません。このような添加物とどのように向き合うかは、利用頻度とともに個人の価値観も含まれますが、より良い付き合い方を模索するために、その食品の製造過程や使用されている添加物に対する知識を備えておくといったことが、今の私たち消費者にとっては必要なことなのかもしれませんね。

コンビニおにぎりの油、問題点はどこにある?

ここまで、コンビニのおにぎりに使用されている油や添加物について書いてきましたが、果たして問題点は本当にそこなのでしょうか。

これまで調べてきた中で、「コンビニのおにぎりは添加物が沢山使用されているから身体にとって有害だ」という考えや、「食べたら危険」などといった考えが多く見られましたが、筆者は、そんなことよりも、安くて便利で美味しいといったコンビニのおにぎりに頼りすぎて栄養が偏ってしまったり、食べ過ぎてしまうことでカロリーを過剰に摂取してしまうことの方が問題なのではないかと思うのです。

そうならない為にも、コンビニのおにぎりを食べる時は一緒にサラダを食べるなど付け合わせやおかずを工夫したり、お味噌汁を飲むなどして、栄養の偏りやカロリーの過剰摂取を防ぐ事を考えるようにする。大切なのは添加物を摂るか摂らないかということではなく、そうしてきちんと栄養のことを考え、バランスの良い食事を心がけるということなのではないでしょうか。

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ステマかもしれない!?コンビニ食品等が目の敵にされている風潮

これまで調べてきて、正直に言うと、筆者自身、何だかコンビニの食品や食品製造業者に対する意見が、少々厳しすぎるのではないか…という気持ちになりました。

ステマ等により「自然=安心」「添加物=危険」といった思考の方が増え、オーガニック食品にこだわる傾向が広がった事により、あまりにもコンビニの食品、又、それらを製造している食品製造業者に対する目が厳しくなってきている気がします。

日本ではきちんと食の安全基準値が、国民の安全を守るために必要とされている値をもとに設定されています。そして日本の安全基準値は、各国と比べて食品安全基準が厳しいとされているのです。

勿論、色々な意見が有ると思います。あくまで、筆者自身の考えです。

 

まとめ

今回、コンビニのおにぎりについて色々と調べてきましたが、筆者が噂で聞いていたものほど、危険なものではないのではないかという風に感じました。

食品添加物が使用されている事は事実ではありましたが、聞いていたような「コンビニの食品は添加物まみれ」や「身体に悪い」ということも根拠が薄いような気がします。確かに、過剰に摂取してしまうと身体に悪影響を及ぼす可能性は充分にあるでしょう。

しかし、そういったことは、何に対しても言えることなのではないでしょうか。例えば、醤油でも水でも、自然派の調味料でも何でも、常識を外れるほど多量に摂取すれば危険になりますよね。

先程も書きましたが、添加物を摂るか摂らないかという事よりも、きちんと栄養の事を考え、バランスの良い食事を摂るよう心がけることが一番大切な事なのではないかと思います。忙しい時や疲れた時は、コンビニの食品に頼るのもいいじゃない。

筆者のように、美味しいからと言って毎週和風ツナマヨネーズのおにぎりを食べるのもいいじゃない。(笑)ただし、その都度、出来るだけ沢山の食品が摂れる食べ物を選ぶ等して、きちんと栄養バランスの良い食事を摂るよう、工夫をすること。それであれば、何も問題は無いのです。

筆者は、今まで、聞いていた噂を信じ、子供たちには一切コンビニの食品を食べさせていませんでしたが、そうした偏った考えをしていたことを反省しました。そういえば、子供たちが昨日食べていたクッキーにだって、食品添加物は使用されているはずだもん。

コンビニのおにぎりがどうこうというよりも、まずはもう一度今の食生活を見直すこと、添加物は危険だと毛嫌いするのではなく、添加物のことをよく知り、きちんと向き合って正しく付き合っていくことが、私を含め、消費者がしていかなければならない事なんだと思います。

ん〜、この機会に色々と調べてみて良かった。和風ツナマヨネーズおにぎりとの絆もより一層深まったような気がします(笑い )とりあえず、今夜子供たちと一緒にコンビニへ行くことにします。そして、全力で和風ツナマヨネーズおにぎりを勧めてみよう!(笑)

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コンビニおにぎりの油が、ここ最近急にクローズアップされてきたのはなぜ?

何故、最近になって、コンビニ弁当やコンビニおにぎりの添加物の話が急にクローズアップされるようになってきたのでしょうか。それは、「コンビニ弁当、コンビニおにぎりや某メーカーのパンは食品添加物まみれ」という、ある種の自然派志向の考えが世の中に広まってきたことが原因なんじゃないかと思います。

そんな自然派志向を世に広めたのが、自然派食品評論家と呼ばれる方々。その中でも、特に有名なお二方、南清貴氏と郡司和夫氏をご存知でしょうか。このお二方の著書があります。

こちら、南清貴氏の「じつは体に悪い19の食習慣」という本。

内容は、私達が“安心安全”と思って口にしているものが、実は体に悪影響を及ぼしているとしたら……という事をテーマに書かれている一冊です。コンビニで売られている食品を含め、普段、私達が口にしているものは本当に安心出来るものなのか、安全なものなのかと考えさせられるはずです。

次に、郡司和夫氏の「これを食べてはいけない」という本。

こちらは、私達が知らずに食べている「実は危ない食品」、“原料表示”では見分けられない隠された「食品の履歴書」というものが公開されています。その中には、今回テーマにしている、コンビニのおにぎりを含め、ありとあらゆる食品の裏側も書かれています。

この機会に、こういった本を読んでみて、改めてもう一度、食に関して考えてみるのも良いのかもしれませんね。

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