京都の城南宮しだれ梅 2019の見頃は?

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総合まとめ

南の朱雀と呼ばれる、城南宮。北の玄武・上賀茂神社、東の青龍・八坂神社、西の白虎・村尾大社、そして中央を守護する平安神宮と共に京の都を護る宮です。

平安時代に京都へ遷都され、都の南方を鎮めると共に国を守護する宮として位置づけられ平安城を守護したことから城南宮と名づけられたといういわれがあります。

2月下旬頃から、神苑・春の山を中心として、約150本の薄紅色や紅白のしだれ梅が咲きます。この城南宮のしだれ梅は源氏物語にもその様子が描かれていることから春の山は源氏物語花の庭とも呼ばれています。

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城南宮しだれ梅 2017年の見頃は?

一般的に梅が咲くのは、2月から4月とされています。

その中で、最も美しい梅の花が見られる見頃の時期はいつなのでしょう?

地域、その年の気候によって様々ですが、城南宮しだれ梅の見頃を調べてみると以下のようになります。

城南宮しだれ梅の見頃(過去の実績)
3月上旬~中旬

2011年  3月03日~3月19日
2012年  3月10日~3月22日
2013年  3月08日~3月17日
2014年  3月10日~3月20日
2015年  3月08日~3月18日
2016年2月23日~3月8日

 

2016年は類い稀な暖冬だったため、除くとして3月3日~3月22日の間に見頃を迎えていますね。梅の開花は一定の気温以上の暖かな日が続くことが条件となりますが、今年、2017年はラニーニャ現象からの影響によって、寒冬になっていますので、開花時期は例年より若干遅れる見込みです。従って3月中旬が見頃となりそうです。

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「しだれ梅と椿まつり」

期間:2月18日~3月22日
時間:午前9時~午後4時30分(受付は午後4時終了)
拝観料:大人600円、小中学生400円
場所:城南宮

*梅の花守りは初穂料として1000円

 

2017年の「しだれ梅と椿まつり」は、2月18日から開催されます。

しだれ梅と椿が最も美しい時期に行われるこのお祭りでは、梅の花を冠にした巫女さん達が梅の枝と鈴を手に神楽を舞うという梅が枝神楽を観ることが出来ます。

また、美容と健康、招福にご利益のある梅の花守りを購入すると巫女さんが神楽鈴でお祓いしてくれます。

京都でも厄払いスポットとして名高い城南宮で梅鑑賞と共に1年の健康を祈願してお祓いを受けてみるのもオススメです。

城南宮の梅見 ~3つの楽しみ方~

城南宮の梅の楽しみ方として 「探梅(たんばい)」、「観梅(かんばい) 」、「惜梅(せきばい) 」という3種類の楽しみ方があるのをご存知でしょうか?

探梅(たんばい)とは、早咲きの梅の花を探して歩くこと。従来は、冬の季語ですが、城南宮では、咲き始めから「6分咲き」の頃を指します。

花びらの色が濃く活き活きとした咲き始めの梅を探しながら、春の息吹を感じることができます。

観梅(かんばい)とは、梅の花を観賞すること。従来は、春の季語ですが、城南宮では、満開時期の梅のことを指します。

目の前に広がる満開のしだれ梅150本の景色は、まさに豪華絢爛(ごうかけんらん)といえるでしょう。

惜梅(せきばい)とは、梅の散りはじめを指します。散り始めの数日間は、梅の花びらによる絨毯(じゅうたん)を楽しめます。

散りゆく様を惜しみつつ、次に咲く桜を待つ。そういった楽しみ方もできるでしょう。

また、3月末に頃にはしだれ梅の花の絨毯の上に椿が落花して乗っているという美しいコントラストが堪能できます。

 

城南宮・花の山ではしだれ梅や椿の他にも、多数の植物を鑑賞することが出来ます。

源氏物語の面影と春を探しに訪れてみてはいかがでしょうか?

城南宮のアクセス情報など

城南宮の所在地:京都市 伏見区 中島鳥羽離宮町 7番地

京都駅からのアクセス

京都市バス

京都駅八条口F2乗り場➡京都市バス19系統「中書島・横大路車庫行」➡城南宮前下車

*平日は1時間に1本、休日は2時間に1本の運行となります。

R’EX(らくなんエクスプレス)

京都駅八条口E1乗り場➡「京都パルスプラザ・京セラ前経由・油小路大手筋行」➡「油小路城南宮」下車(平日)「城南宮前」下車(休日)

*1時間に3本運行されています。

 

おわりに

今回の記事を書きながら、城南宮や梅について調べていくうちに、私自身も美しく咲く梅に興味を持つようになりました。

なぜなら、城南宮のしだれ梅には、咲き始めも、満開も、散り際も、それぞれに美しい魅力があるからです。

150本の観梅(かんばい)が予想される「3月中旬」、仮にその時期に城南宮に行けなくても「探梅(たんばい)」「惜梅(せきばい) 」のいずれかが、あなたを迎えてくれることでしょう。

この記事を読んで少しでも、城南宮の「しだれ梅」に興味をもっていただけると嬉しく思います。

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